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平成18年度JICSインターン学生の感想文 文字表示拡大 文字表示標準 文字表示縮小 お問い合せ サイトマップ English
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2007年2月2日

 JICSでは平成16年度より大学生のインターンの受け入れを実施しています。JICSの業務を体験していただき、これをきっかけに将来国際協力の仕事を目指していただければと考えています。
 今年度は4人の大学生がインターンシップに参加し、国際協力の仕事に対する新たなイメージを持って終了しました。その中の一人の大学生の感想文を紹介いたします。

(写真)
氏名:土田 雅史(つちだ まさし)さん
実習期間:2006年8月21日〜2006年9月1日

「ODAに関わって」

はじめに

 「財団法人 日本国際協力システム(以下JICS)」は日本のODA事業における調達機関としての役割を担っている。私は、この公的な立場から国際協力に携わる仕事について、どのようなものであるかと関心を持ち、インターンシップを行うにいたった。2週間(実働10日間)というすべてを見るには十分な期間ではなかったが、その中でJICSには、日々違った内容の実習を用意していただき、様々なことを学ばせていただいた。今回のJICSでの2週間の研修は、前半の1週間をJICSの調達業務を実際に行う業務部にて、後半の1週間を総務部にて特に広報業務に携わらせていただいた。この2つの違った部門にて、ODAに関わる仕事を違った角度から経験することができ、それぞれにおいてその仕事がいかなるものかということを感じることが出来た。以下ではそのことについて振り返っていく。

業務部にて

 ODAに関わる国際協力の仕事と聞けば国際的でもっと華やかな仕事のイメージを抱えがちである。JICSの業務、ODA事業における調達業務とはどのようなものか。確かにJICSの業務においても受益国となる政府の交渉や契約また、調査などの際に外国の実地へ飛び仕事を行うといった派手な部分もある。しかしJICSの調達業務で最も多く時間を要するのが調達をおこなうまでの「下準備」の段階である。相手国への援助に際して、何が必要で、どのような仕様のものを選ぶのか、そしてそれはどこから仕入れるのか。そういったことすべてに対して公平性を守りながら下調べをしていくことが必要なのである。この公平性を意識した慎重かつ綿密な仕事こそが、「ODA」つまりは国民の税金を扱う上で大切なことなのである。例えば、私が研修でやらせていただいたホンジュラスへの技術協力案件における工具の仕様書作成では、現地からの報告書をもとにどのような種類の工具が必要かをピックアップする作業があったが、それにはある程度の工具に関する専門知識が必要であった。どのような工具が必要でそれはどのような仕様のものが一番適切かを判断しなくてはならないのである。このような作業のように、国際協力とは程遠く感じるような地味な仕事が実は根本にあるということは、まさにインターンシップを通して経験してみてはじめて分かることであった。また、職員の方々から業務のことはもちろん、ODA事業を取り巻く議論などについても非常に熱心に詳しく教えていただけ、ODAに関して改めてさらに勉強してみたいという関心にもつながった。このように、前半の一週間では、実際に事業に関わる作業を経験させていただき、また事業のことやODAに関することを説明していただいたことで、JICSの行う業務は目立たず裏方的ではあるがODAを扱う上で大切な仕事であることを確認でき、またODAそのものにも関心を持つに至り、非常に有意義な研修をおくることができた。

広報業務に関わって

(写真)会議風景 後半の一週間では、総務部にて広報業務に関わらせていただいた。具体的には約1ヵ月後に控えていたグローバルフェスタへの広報ブースの出展のためのパネルの作成作業のお手伝いと、また、もう一方では、中学生を対象としたJICSの業務説明のためのパワーポイントの作成を任せていただいた。グローバルフェスタの準備ではパネル作成チームに加わり必要な情報の収集やデザインの作成など実際に役割を与えてもらい、また、ミーティング等にも参加させていただいた。ミーティングでは、自分の意見にも耳を傾けていただき議論してもらうなど、研修だけではなく、一人のスタッフとして携われたことに、非常にやりがいを感じた。また、業務説明のパワーポイント作成では、JICSの地味で複雑な調達業務を如何にして中学生レベルに分かりやすく伝えるかが難しかった。しかし、これを通してJICSの業務を改めて自分なりに整理して捉えることができ、また広報の大変さと楽しさを同時に経験することが出来た。

おわりに

 これまでに述べたことの他にも、食糧援助の案件で来日していたネパールの来客が日本政府の米備蓄倉庫を見学する際にも同伴させていただくことが出来、それもまた、貴重な体験であった。

 このように、今回の研修ではJICSの関わるODA事業を知ることに重点を置き、日々違った研修作業を用意していただき、また多くの説明や今後の進路選択についての話などにも時間を取っていただいた。様々な作業を経験しながら話を聞くことで、非常に詳しくODAに関わる業務に関して知ることが出来た。また、JICSの職場の雰囲気も皆が仲良くフレンドリーで和気藹々な印象を受け、非常に働く環境としては魅力的であった。

 最後に、忙しい業務の中でわざわざ時間をさき、親切に私の研修に対応してくださったJICS職員の皆さんに心から感謝申し上げ、このレポートを終わりたい。


『立命館大学国際関係学部国際インスティチュートインターンシップ2006報告書』
立命館大学国際関係学部国際インスティチュート 抜粋


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