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2006年3月22日、イラク復興支援に対する日本国政府の緊急無償資金協力によって調達された移動式変電設備のすべてが、イラク電力省に引き渡されました。このプロジェクトでJICSは、電力省との調達監理契約に基づき、入札、納入管理、資金管理等の調達監理を実施しました。
今回納入された移動式変電設備は、バグダッドおよび中南部地域にある21箇所の変電所に対して、2005年10月から半年間にわたり十数回に分けて納入、設置され、すでに機材の多くが利用されています。
今回のプロジェクトは、日本国政府が行なうイラクへの施設リハビリの第一号案件であり、同国内の治安が安定しない中での危険を伴う業務でした。途中、治安等の影響により作業の中断もありましたが、関係者の協力を得て概ね予定通りに遂行することができました。JICSは、今回の実績と課題を後続のプロジェクトに生かし、引き続きイラクの復興支援をサポートしていきます。 |
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| 横浜港で船積み中の移動式変電設備。この後、イラク隣国で陸揚げされ、陸上輸送された |
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イラク国内で据付作業を終えた移動式変電設備 |
プロジェクト名
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イラク共和国 移動式変電設備整備計画<平成15年度緊急無償>
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政府間決定日
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2004年6月1日
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供与額
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79.4億円
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調達監理契約
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2004年6月1日、イラク電力省と調達監理契約（調達代理方式）を締結
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機材引き渡し完了日
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2006年3月下旬
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プロジェクト概要
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老朽化した132/33KV変電所に対し、移動式変電設備（132/33kvもしくは132／11kv）23台を供与し、据付を実施
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JICSの役割
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本プロジェクトの調達監理機関として、本プロジェクトの進捗管理(入札開催、業者契約、納入管理等含む)および資金管理を実施
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調達品目
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移動式変電設備23台
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