1 SFTの取組み
SFTは2014 年から2020 年までの7 年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みですが、以下の3つの柱から構成されています。
(1)スポーツを通じた国際協力及び交流
主に開発途上国を対象として、ハードソフトの両面からスポーツを通じた国際協力及び交流を促進しています。
(2)国際スポーツ人材育成拠点の構築
将来の国際スポーツ界のリーダーを育成するために、国内外の若者等を対象とした大学院修士コースの開設と、日本文化やスポーツマネジメントなどを学べる短期セミナーを開催しています。
(3)国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援
日本アンチ・ドーピング機構は、ユース世代やリーダーを育成するための教育プログラムの開発・提供や、スポーツの価値を守り、その価値を広める活動を、各アンチ・ドーピング関係機関らと連携し、展開しています。
JICSは、スポーツは老若男女問わず誰もが取り組めるもので、健康の増進のみならず、人と人とのつながりや絆を深めて私たちに希望を与えてくれるものと考えます。
そして、SFTに関連した活動方針の一つとして「〜スポーツのチカラで、世界の人々に感動と喜びを〜」というスローガンを掲げ、これまでの文化・スポーツ関連事業の実施経験を活かして、世界中の人々にスポーツに親しむ機会とスポーツを通じた感動を届けるべく、SFTに関わる活動を行なってきています。
今後も、開発途上国で援助活動を行う日本の中小規模のNGO団体に対して当財団が行なっている助成(JICS NGO支援)を通じ、CSR活動としてスポーツを通じた国際協力の活動を支援してまいります。
JICS NGO支援は、通例、夏ごろから支援募集を開始いたしますが、本支援事業に関しては適宜情報を更新しておりますので、ご関心がありましたら当財団ウェブサイト「JICS NGO支援事業」をご確認ください。