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TOP採用職員の一日
荒川さん 入団2年目 業務部ノン・プロジェクト無償プログラム
入団してからやったこと。行った国。
ノン・プロジェクト無償関連業務
ノン・プロジェクト無償は、経済的困難が深刻化している開発途上国に対し、経済構造改善努力を支援することを目的とした無償資金協力です。この援助において、被援助国およびその実施機関がODA資金を使って経済・社会基盤を整備する際、日本政府の定めるガイドラインに基づいた調達手続きにより物資や役務(サービス)を調達しなければなりません。
JICSは、被援助国の代理人となり、調達関連書類の作成や入札、契約手続きなどを実施しており、荒川さんは主にこの業務の担当をしています。
荒川さんが審査を担当した案件
カンボジア、ラオス、ヨルダン、バヌアツ、モンゴル、イエメンに対するノン・プロジェクト無償案件。石油や鉄製品、医薬品などの調達手続きを行っている。
この業務に関連した出張4か国
カンボジア、ラオス、ヨルダン、バヌアツ(各国で、ノン・プロジェクト無償の実施に関わる先方政府との協議や契約締結手続きなどを担当)
カンボジア平和構築支援無償
(写真)
小型武器破壊式典
カンボジアは20年にも渡って続いた内戦によって、未だに多量の小型武器の存在が市民の生活を脅かしています。武器をなくし、カンボジアでの平和構築を促進するため、日本政府は紛争予防・平和構築無償支援を行っています。JICSはこの案件の案件監理を行うため、小型武器対策支援チーム(JSAC)を設立、JICSからスタッフを派遣し総合マネジメントを支援しています。
荒川さんは、この案件で調達にかかわる手続きのサポートや、外部監査、外部機関の評価に関する業務を担当しています。
この業務に関連した出張1か国
カンボジア国(進捗確認等)
地雷除去活動支援機材 開発研究計画
(写真)
地雷探知機のテスト風景
カンボジアでの地雷除去活動は現在、主に手作業で行われていますが、地雷除去活動の効率性や安全性の向上を目的に、地雷除去機や地雷探知機の開発・研究が進められており、日本政府もこれを支援しています。カンボジアで日本の機材を現実に活用するためには、現地で多角的な実用化試験を行うことが不可欠です。そこで、ODAによって、日本の地雷除去機や地雷探知機をカンボジアへ輸送し、実用化試験を行う「地雷除去活動支援機材開発研究計画」が実施されており、JICSはこの案件の案件監理を担当しています。
荒川さんは、この案件で地雷探知機の実地テストの実施準備やテスト結果のとりまとめなどを担当しました。
この業務に関連した出張1か国
カンボジア国(地雷探知機の実地テスト結果にかかるデータ処理等)
荒川さんのある一日の様子
(写真)メールチェック、電話応対など
9:30 メールチェック、電話応対など
被援助国政府や納入予定業者などからのメールや電話に応対します。
10:50 入札会準備
会場のセッティングや使用する機器のテストをして、午後の入札に備えます。
12:30 同僚と昼食
同僚とおしゃべりをしながらの昼食で、仕事の息抜きをします。
13:30 午後の仕事を開始
(写真)入札会
14:00 入札会
今日はある国にノン・プロジェクト無償で調達する鉄製品の入札会を開催しました。応札業者が提出する書類に不備や漏れがないか、その場で確認します。
16:00 書類作成など
入札結果をまとめて被援助国に入札結果の報告をしたり、ほかの担当案件の書類を作成したりします。
(写真)出張準備
17:00 出張準備
来週に予定している出張の準備をします。パソコンの設定変更や、出張者向けに常備されている医薬品の中から必要なものをそろえたりする準備は、地味ですが重要な作業です。
19:00 会社を出る
荒川さんに聞いてみよう!
JICS入団の動機
異文化に興味があり、中学・高校時代に地域で外国人とふれあうイベントによく参加していました。
そのうち外国人と相手国の言語を使って交流を図りたいと思うようになり、語学講座などに通うようになりました。中でもアラビア語を学び始めたときには、今まで接したことのない文字や文化に触れ、とりわけ新鮮に感じたことを今でも覚えています。その後、大学でもアラビア語を専攻し、ゼミではパレスチナ問題について学びました。私が大学に入学した年にアメリカで同時多発テロが発生したため、イスラム圏やアラビア語に対する社会的関心がぐんと高まったことがとても印象的でした。
大学在学中に1年ほどエジプトに留学しました。便利で新しい物が豊富な日本で育った私にとって、エジプトでの生活は衝撃的なものでした。エジプトの地方を訪ねたときのことですが、ある村人が、私が日本人であると知っただけで、大変な歓迎をしてくれました。理由が後になってわかったのですが、その方が乗っている日本製の自動車が、30年以上もきちんと動くため、彼は日本と日本人を信頼し、好意をもっているのだということでした。その理由には驚きましたが、その方の気持ちをとても嬉しく感じられましたし、おかげで日本人であることの誇りを持てるようになった、記憶に残る経験でした。
その後は、物の流れや市場の変化にも関心を持つようになったため、ODAの調達を担当し、日本を諸外国にアピールできるJICSへの入団を考えるようになりました。
JICSでの仕事について
JICSに入ってからは、ノン・プロジェクト無償プログラムチームで主に東南アジアの案件を担当しています。無償資金協力をすることになった相手国政府に対して、必要とされる物を調達して輸入します。石油や鉄などの素材や、医薬品や機材などの物資を調達することもあります。石油も鉄も様々な要因が絡み合ってその市場価格が決まります。昨今は、特に鉄の価格が上昇しているため、入札前の価格調査などは念には念を入れて行っていますが、それでも予測できない部分もあり、適正な入札予定価格の設定の難しさを実感しています。以前に比べると、為替や、石油、鉄の市場価格の動きに注目するようになりましたね。

 日本政府が定めたガイドラインに従うのは当然のことですが、決まりだからと相手の言い分も聞かずに厳格に物事を進めようとしてもなかなかうまくいきません。ガイドラインに従うと同時に、相手国政府のニーズにも柔軟に対応したり、調達の過程で競争性を確保するために工夫をしたりする必要があり、これらのバランスが非常に難しいと感じています。
ただ目の前にある仕事をこなすのではなく、ODAに関わっている一人の人間として、日本のODAの一環として実施されているそれぞれの案件をいかに相手国の発展に役立てることができるのか、という視点を常に持ち続けるように心がけています。
JICSでの仕事を通じて感じたこと
JICSには年齢も経験も実に様々な人がいます。それぞれ別の分野や国での経験、知識が豊富なため、お互いに認め合いながら連携しているという印象を受けます。いろいろな経験を持った先輩職員がいるので、様々な視点からのアドバイスを得られ、勉強になることが多いですね。
(写真)
バヌアツ保健省にて(右端が荒川さん)
印象に残っているエピソード
バヌアツに出張したときのことです。通常のノン・プロジェクト無償の案件では、政府や省庁関係者や会社社長などの有力者との関わりが多いのですが、バヌアツでの医薬品調達の案件では、納入される医薬品が使われる予定の病院のすぐそばにある倉庫で在庫確認や保管状況などを調査したこともあり、現地の医師や看護師の方の意見を直接聞く機会がありました。援助への期待や現地でのニーズを実感することができ、とても嬉しかったです。
今後のこと
今後はさらに相手国の歴史や文化などの背景を学び、その国にどのような援助が適しているかといったことを多角的に考えられるようになりたいです。また、人に直接役立っていると実感できるような地雷対策支援や平和構築活動の分野にもとても興味があります。本を読んだり、講座を受けたりして勉強していこうと思っています。
ちょっとプライベート
出張などもあり、今は通う時間がないので中断していますが、健康維持のためにも大学時代に熱中していたフラメンコを再開したいです。

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