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木村さん 入団2年目 業務第二部 機材第三課(技術協力関連事業担当)
入団してからやったこと。行った国。
技術協力関連事業
「技術協力」とは、日本のODAの枠組みにおいて、二国間援助の3本柱のうちの一つです。開発途上国の国づくりを推進するために日本の技術や技能、知識を途上国の人々に伝えることによって、開発を担う人材を育成することを目指す援助で、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施しています。
JICSは、この技術協力に関連して、1989年の設立当初から、JICA本部・在外事務所、派遣専門家・ボランティア、技術協力プロジェクト関係者などからの要望に応じて、機材調達に必要な仕様書や入札図書の作成、輸送手続きや機材調達に関する情報提供など、さまざまなサービスを提供しています。木村さんは主にこの業務を担当しています。
木村さんが担当した案件
キューバ、エチオピア、ミャンマー、スリランカ他に対する機材供与案件
(写真)
(写真)
貧困農民支援
貧困農民支援(2KR)は、人間の安全保障の視点から、食糧不足に悩む開発途上国の貧困農民や小規模農民に対し、食糧作物(米、麦、トウモロコシなど)の自給率の向上に役立つ肥料、農業機械といった農業資機材の購入を目的として行われる無償資金協力です。
JICSは1997年度より、開発途上国政府との契約に基づき、調達代理機関として、公正で迅速な農業資機材の調達を行なうとともに、調達された資機材の配布状況や見返り資金の積立状況等をフォローする政府間協議(コミッティ)の事務局業務を行っています。木村さんは、フィリピン国案件に関連して、研修の一環としてコミッティ事務局業務を担当しました。
この業務に関連した出張1か国
フィリピン国(コミッティ事務局業務として)協議に用いる資料の作成や協議後のミニッツ(協議の内容をまとめて確認のために取り交わす議事録)の取りまとめを行いました。
木村さんのある一日の様子
(写真)電話対応
(写真)メールチェック
(写真)仕様書作成のための調査
(写真)技術者に質問
9:30 業務開始

メールチェック
キューバ国向け案件の売買契約書の取り交わしに向けて、落札商社やJICA担当者とメールのやりとりを頻繁に行います。

電話対応
木村さんの机には、2台の電話機がスタンバイ。一台は木村さん個人用で、もう一台は「機材調達ヘルプデスク」専用電話です。「機材調達ヘルプデスク」では、JICAの在外事務所などからの機材調達に関する問い合わせや業務依頼に対応しています。

仕様書作成のための調査
作業をスムーズに進めるため、ファイルには機材のアイテムNo.ごとに見積書やカタログを整理。
入札図書の一部となる仕様書の作成にあたっては、メーカーに問い合わせを行ったり、カタログやインターネット上の情報などを参考にして、慎重に作業を進めます。

機材の仕様に関する疑問点は、その専門分野の技術者に質問して、クリアにします。

(写真)立会い検査の準備
12:10 午後の立会い検査の準備
検査に必要となる書類や、検査後に機材に貼付するODAシール・JICAシールを準備します。
12:30 昼食 → 立会い検査場所まで電車で移動
(写真)立会い検査
14:00 立会い検査
午後は東京都北区にある倉庫で、モンゴル国向け機材の、納品前の立会い検査です。商社やメーカーの方にご協力をいただきつつ、契約どおりの機材がそろっているか、念入りに確認します。
16:25 立会い検査終了 → 電車で移動
(写真)上司に報告
17:15 帰社

無事に立会い検査を終え、JICSに戻った後は、検査の結果を上司に報告した後、JICAに提出する報告資料を作成します。

メールチェック、資料整理
今日中に対応する必要があるメールが来ているかどうかをチェックし、返信した後、自分が担当する各案件の進捗と明日のスケジュールを確認します。

19:00 会社を出る
木村さんに聞いてみよう!
国際協力の仕事を志すようになったきっかけ
(写真)

 子どもの頃に海外に住んでいたこともあり、海外に対しては興味を持っていました。特に国際協力に関心を持つようになったきっかけは、大学2年生のときに学内のボランティアセンターに所属し、タンザニアのプロジェクトに関わったことです。そのボランティアセンターでは、国内外でいくつもの活動を行っているのですが、私は、タンザニアの地域住民と野生動物の共存を目指したプロジェクトを担当しました。調査のために、タンザニアに渡航した際に、現地の方々と一緒に調査を行ったり、色々なお話をうかがったりする機会があったのですが、このとき出会った人たちと、初めて訪れたアフリカの印象がとても強く残り、アフリカに興味を持つようになりました。

 また、移民・難民問題にも興味があったため、移民・難民の受け入れを積極的に行っているカナダに大学3年生の夏から1年間留学しました。留学中は、専攻の国際法関連の勉強のほかに、移民・難民の子どもたちに対する支援を行っている現地のNPO活動にも参加しました。NPOの活動は、子どもたちが義務教育のなかではあまり触れる機会のないピアノやダンスなど情操教育を行うもので、私はその活動を支えるコーディネーターのような仕事を担当していました。

 このような経験から、国際協力への関心が高まり、仕事として携わりたいと思うようになりました。

JICSでの仕事について
(写真)
ODAシールとJICAシールの貼られた機材

 JICS入団後は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施している技術協力に関連した業務を行う部署に所属しています。この部署では、JICAが行う技術協力プロジェクトのために現地に派遣されている専門家が技術移転を行う際に必要となる機材の調達支援を行っています。具体的な業務としては、価格・仕様調査、仕様書を含む入札図書の作成、入札会への立会い、機材の立会い検査、輸送契約・支払い手続き支援などがあります。また、世界各地にあるJICAの在外事務所から機材調達に関する問い合わせに回答したり、派遣前の専門家などに対して機材調達に関する研修を行ったり、JICSが担当する業務はさまざまです。

 技術協力で調達する機材は、無償資金協力で調達するものと比べると規模は小さいですが、より専門的な機材が多いのが特徴です。たとえば、超音波信号を発信し配管内の流体量を測定する「超音波流量計」という機材や、玄米や籾から糠を取り除いて白米にする「精米機」など、取扱う品目は多岐にわたります。その都度先輩職員やJICS内の技術者などにアドバイスをもらいながら仕様書を作成しています。また、機材そのものだけではなく、その機材の付属品やスペアパーツなども調達することが多いので、調達品目数がとても多くなることもあります。最初のうちは、なかなか慣れずに苦労しましたが、上司や先輩に指導してもらいながらなんとかこなせるようになってきました。

 機材は納品前に「立会い検査」をして、契約どおりの品目、数量がそろえられているかを確認します。この立会い検査では、機材を実際に見ながらメーカーの方などにお話を伺うことができ、とても勉強になります。また、自分で調達手続きを進めてきた機材を自分の目で確認することができる点もこの業務の醍醐味だと思います。

仕事のおもしろさ、やりがい

 私は今、6件の案件を担当しています。それぞれの案件は、相手国、調達品目や数はもちろん、案件の進み具合も異なります。すべての案件に関して、現地にどの機材をいつまでに届けないといけないかを念頭に置きつつ、仕様書の作成期間、入札スケジュール、機材の製造期間などを逆算し、それぞれの作業を期日までに進めておかなければいけません。

 また、機材を実際に使う際のことをイメージして、取扱説明書や操作盤の言語などにも気を配っています。要請書上では明記されていない場合でも、現地の人が自ら使用・維持管理していく上では機材の取扱説明書や操作盤は英語の方がいいのではないか、と考えるときにはこちらから積極的に提案や質問をしています。

 入団前はJICSが行っている技術協力関連の業務に対する具体的なイメージがわいていませんでしたが、プロジェクトで必要となる機材を効率よく、適切なタイミングで調達することの重要性や、その過程で必要となる入札図書や仕様書の重要性がよくわかってくると、たとえ細かい作業でもそのどれもが必要で大切な業務なのだということが理解できます。

 さまざまな案件を担当して感じたのは、調達のプロセスにおいて中立性や透明性を保つことの大切さです。機材が一つの銘柄に偏ることのないように仕様書を作成することや、常に中立的な立場で物事に対応する等、「公共調達」という業務内容に責任とやりがいを感じています。

 また、仕様書作成や立会い検査などを経て、無事に機材が現地に届いたという知らせを受けたときはやはりほっとします。専門家の方から直接お礼のメッセージをいただいたことがあるのですが、このときはとても嬉しく思いました。

 今は自分に与えられた仕事を遂行することを第一に考えていますが、将来は、国際協力分野での仕事を志したきっかけになったアフリカに関わる業務に携わってみたいと考えています。

ちょっとプライベート
 学生時代は陸上部で短距離と幅跳びに熱中していました。陸上で培った集中力と瞬発力を仕事に生かせればいいなと思っています。最近は運動する機会が減ってしまいましたが、今も身体を動かすことは大好きです。また最近、趣味で写真を始めたこともあり、週末は近所の公園を散歩しながらいいショットを狙っています。

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