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<カブール事務所便り・その20>君も今日からアフガンスター!! 〜ファルークさんのお気に入り〜

2010.7

永作 雅弘

 アフガニスタンには6つのテレビ局があり、ニュース、音楽番組、子供番組、娯楽番組の外にアメリカ・トルコ・韓国・中国の連続テレビドラマが現地語(ダリ語)に吹き替えられて放映されています。娯楽番組ではチーム対抗の詩の即興合戦(落語の大喜利のようなイメージ)の番組などもあります。

(写真)

 現地事務所員ファルークさんのお気に入り番組のひとつに「Afghan Star」というアフガニスタン版「スター誕生」があります。調べてみるとこの番組は2005年に放映開始されており、かれこれ4年続いている人気番組のようです。この番組は全国各地ののど自慢達がオーディションを経て、本選に進み、何週にもわたって勝ち残った最後の6人を「Afghan Star」として、賞状と賞金が授与されます。大会には全国から2000名を超す応募者があるようです。

 この大会には老若男女、様々な人種が参加しています。中には内戦で足を不自由にした方や反政府勢力支配地から危険を冒して参加している方もいるようです。アフガニスタンではいろいろな民族の人々が暮らしていますが、歌は民族の枠を越えて愛されているようです。上手な参加者には、観客からおしみない拍手が送られます。この番組は民族統一の象徴の番組とも感じました。


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<カブール事務所便り・その19>私は見た。。。。 カブール妖怪伝説!!

2010.6

永作 雅弘

 最近、カブール事務所ではNHKがきれいに視聴できるようになりました。NHKの朝の連続ドラマで漫画家の水木しげるさん夫妻を題材にしたドラマが始まりましたが、こちらでも「妖怪、幽霊」の類いの話はみなさん好きなようです。省庁の方にこの類の話をしてみると、「実は子供の頃に見た」「つい最近見た」と自慢話(?)を披露してくれます。

 こちらで「妖怪」の類いは「ジン」と言います。JICSが担当した「カブール道路技術センター整備案件」の現場でもジンが出た、とのことで一頃話題になりました。

 夜、番犬が吠えているのを不審に思った現地作業者が表にでると、膝くらいの高さの小人がヒョコヒョコ走っていたというのです。カブール道路技術センターのある地域はチェルストンという地区で、昔の内戦時代に多数の犠牲者が出た場所で、妖怪、幽霊が出る心霊スポットとのこと。一時帰国の折に購入した小泉八雲(ラフカディオハーン)著の怪談話を集めた本の英訳版を現地事務所員にプレゼントしたところ、数日後、同所員が「日本の怪談話に類似した話はアフガニスタンにもある」と言っていました。


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<カブール事務所便り・その18>壮年男子たちの井戸端会議

2010.4

(写真)

永作 雅弘

「このごろ、紫タマネギしかないなぁ、でもオクラが出てきましたね」
「そうだねえ、それよりハエがおおくなってきましたねえ」
「そろそろ、ハエ取り紙を買わないとね」
となんやら主婦の井戸端会議のような会話ですが、これらは当事務所近くにお住まいの日系建設業者の方との会話です。40・50代の壮年男子たちは、時には主婦の一面も当地では持ち合わせなければなりません。

 当事務所のあるワジールアクバルハーン地区には当事務所の他に日系企業事務所が2軒ありますが、どちらも一人事務所のため、業務フォロー、経理、営繕及び家事をすべて一人でこなさなければなりません。結果、会話も冒頭のような話題に花が咲くことが多々あります。

 アフガニスタンでは野菜で季節を感じることができます。大根、白菜が出て来ると冬の到来、これらに代わってオクラ、ウド、イチゴがでてくると春の到来、マンゴが出始めると夏の到来という風に、日本では味わいにくくなった季節感を感じることができます。写真は市内にある八百屋の軒先に色鮮やかに並べられた野菜です。採れたての野菜ですので新鮮で、その上非常に安くて助かっています。


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<カブール事務所便り・その17>カブール着任から1年が経ちました

2009.10

(写真)
事務所兼住居の屋上から爆煙が見えました

(写真)
改修工事が終わった執務スペース

永作 雅弘

9月16日の朝、目覚めのコーヒーを作りに部屋から出てカーテンを開けると、カブール市を囲む遠くの山々の峰がうっすらと雪化粧しているのを発見しました。9月に入った途端、ここカブールでは朝晩冷え込むようになり、今年の冬の到来は昨年よりも早いかもしれないと感じています。

この日は、昼過ぎに空港に向かう道路で自爆テロ攻撃があり、現場から2キロ離れたこの事務所でも爆風の影響を受け窓ガラスが振動しました。事務所兼住居の屋上に上ってみると、肉眼でもはっきりと爆煙が確認できました。8月に行われた大統領選挙の前後に、外国軍基地や車列を狙った自爆テロが立て続けに3件発生しており、治安改善の兆しがなかなか見えません。

当地カブールに長期出張を開始してちょうど1年が経ちました。治安が不安定な状態が続くなか、外出もままならない日々をいかにストレスをためないように過ごすかということに留意しています。これまで部屋の模様替えや食生活の充実化などで気分転換をしてきましたが、7月から行っていた事務所兼住居の改修工事が終わりました。改修のほとんどは家主が行いましたが、照明や絨毯などの取替えは私たちが行いました。これまで当事務所に赴任したJICS職員が見たら、見違えるようにきれいになった様子に目を見張るのではないかと思っています。

冬の到来に備えて、昨年よりも2週間早く薪ストーブ用の薪をトラック1台分購入しました。薪は、警備員のヘダヤット君とイサ君、ドライバーのムニールさんが地下倉庫に運んでくれました。昨年の冬以降、アフガニスタン政府は近隣国のウズベキスタンより電力を購入していますが、電圧が不安定であったり頻繁に停電になったりと、電気ストーブではなかなか暖まることができません。今年も薪ストーブが大活躍しそうです。

(写真) (写真)
薪が届きました。カブールでは冬支度に追われています


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<カブール事務所便り・その16>ジャララバード出張記

2009.7

(写真)
果物がいっぱいの露店

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食堂の店先

(写真)
内戦のツメ跡の残るギルディスカス村(ジャララバード市近郊)

永作 雅弘

 UN機の小型双発機でカブールから30分。ジャララバードに到着すると、想像以上の暑さと照りつける日差しが私たちを迎えてくれました。6月15日から6月22日の間、JICA協力準備調査団に同行して東部地域ナンガルハール県のジャララバードに出張しました。

 ジャララバードはパキスタンの北西辺境州のペシャワールから自動車で2時間、カブールとの中間地点の町になります。空港の駐機場にある外国軍のヘリコプターや町を往来する装甲車から、この町がタリバン掃討作戦の主要拠点であることが伺えます。 

 車窓から見るジャララバードの様子は、隣国パキスタンの地方小都市と同じ雰囲気を醸し出しており、JICA事務所のナショナルスタッフに聞くところによると、パキスタン料理店もあり、パキスタンの通貨「パキスタンルピー」も使えるとの話でした。

 確かにジャララバードで話されている言葉は、パキスタンのペシャワールと同じパシュトゥン語なので、アフガニスタン国内でありながらも、パキスタン文化・経済圏内にあると感じます。出張した時期は、ちょうど旬のマンゴーや日本では見られない大きさのスイカが道路脇の露店で並べられ、食堂の前ではアイスクリームをせっせと作る姿が見られました。

 今回の出張ではジャララバード市近辺に点在する村にも訪問しました。村にはソ連軍撤退後の政府軍とゲリラ軍の激しい戦闘で被害を受け、廃墟となっている建物が今も残っています。年月を経てパキスタン側へ逃げていたアフガニスタンの難民たちも戻ってきて、新たな生活を始めていますが、インフラや農業基盤の整備の遅れにより厳しい生活環境にいます。
日本の援助が少しでも彼らの笑顔を支える手助けとなるよう業務に尽くすことを、改めて認識させられた出張でもありました。


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