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アシスタントプロジェクトマネージャーが
べナンの青年海外協力隊員総会で講演

2013年11月13日

(写真)
(写真)
講演の様子

 JICSベナンプロジェクトオフィスでODAプロジェクト「第五次小学校建設計画」に携わっている松尾アシスタントプロジェクトマネージャーが、ベナンで活動している青年海外協力隊員の総会で講演を行いました。

 まず自身も協力隊員OGであることや、経歴等を申し述べました。それからJICSの基幹業務である資機材や施設・サービスなどを開発途上国(の国民)にお届けする「調達業務」を紹介しました。そしてベナンでJICSが携わったODAのプロジェクトや、現在実施中の「第五次小学校建設計画」でJICSが担っている役割などを説明しました。

 その後の質疑応答では、協力隊員の皆さんから、「建設した校舎の劣化に対するバックアップ体制は?」、「建設した学校はきちんと使用されているか?」といった具体的な質問を多数いただきました。また、ある隊員の方からは、「『援助を行う機関によっては、1箇所に校舎1棟のみ建設するケースがあり、学年によって新校舎を使用できないこともあるが、日本のODAは、1校で必要な校舎をまとめて建ててくれるので大変助かっている』とベナン政府関係者から伺っている」とのコメントをいただきました。

 また、今回の隊員総会では、隊員のファッションコンテストも開催され、隊員の皆さんはベナンの伝統的な衣装を身にまとい、なかには凝った髪形に挑戦された方もいたそうで、活況の中終了しました。

講演を終えて

 今回の講演は、JICAベナン支所の外川徹所長より「JICSの対ベナン援助に関する話と併せて、隊員OGならではの隊員時代の振り返りや、今回の案件に従事されての実感等もお話しいただけると、隊員たちの刺激になるのでは。」とお声を掛けていただき、実現しました。大勢の前で話すのは大変緊張しましたが、現場でばりばり活躍する隊員の方々のエネルギーを分けていただき、無事終えることができました。

 講演を通して、自身の隊員活動時代の思い出や、国際協力の世界に入った時の初心「先進国の偏った価値観を押し付けるのではなく裨益する方々が本当に喜ぶ援助を」が新たに甦ってきました。これからも、「第五次小学校建設計画」がベナン全国の協力隊活動やその他全てのプロジェクトと繋がりあってベナンの発展に貢献していることを忘れずに、日々の業務にまい進していきたいと思います。

松尾唯以

担当プロジェクト

プロジェクト名 第五次小学校建設計画
プロジェクトの概要とその効果 北西部2県(アタコラ県、ドンガ県)における小学校43校(187教室)の建設や椅子、机等教育家具の調達を行う。
プロジェクトの有効性 対象となる小学校12校の教室数は77→264(約3.4倍)に増加し、教室内の過密状態等が解消された適切な教育環境(教室)で学習できる生徒が約3580人から13,200人(約3.7倍)となる予定。
JICSの役割 日本政府よりベナン政府に供与された資金(12.27億円)の管理や、入札等の手続きによる建設会社や家具納入会社の選定、プロジェクト管理を担当。
ベナンプロジェクトオフィスでの業務 (1)現地施工会社選定業務
入札図書・入札評価報告書・契約書等、施工会社選定に関連する書類の作成及び精査。現地での公告手配、開札開催、契約交渉、コンサルタントとの協議・情報交換。
(2)案件管理業務
コンサルタントが作成する月例報告書の精査。
月例報告書の作成、施工進捗状況の関係機関(施主、大使館、JICA事務所、JICS本部)への定期的報告。
問題発生時のJICS本部への報告及びコンサルタントとの協議・調整。
(3)資金管理業務
四半期報告書(調達資金管理)の作成。
現地施工会社の資金請求書精査と本部への通知及び支払い後の領収書の取付け。
(4)プロジェクトオフィスの運営管理
現地スタッフの雇用関連業務及び労務管理。
プロジェクトオフィスの運営に係る業務全般、運営経費の経費管理。
(5)文書及び資料の作成及びJICS本部への報告・連絡
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