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イラクではイラク内務省およびイラク警察が中心となり、新たに警察官を増員する等、治安確保のための努力を続けています。このような中で、イラク内務省はわが国に対して、新たに増員される警察官が主に使用するためのバスや白バイを購入するt目の資金協力を要請してきました。また、要人輸送の際、安全を確保するための防弾車両の購入に必要な資金協力も併せて日本政府に要請してきました。
これを受け日本政府は、イラク復興に対する総額15億ドルの無償資金協力から、バスとオートバイ整備に約26.2億円を、また防弾車の供与として約5.9億円の緊急支援をそれぞれ平成17年1月1日と平成16年9月9日に決定しました。 |
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警察用バス、白バイ、および防弾車の調達
- 警察用バス:150台
- 白バイ:1080台(うち追加分600台)
- 防弾車:20台
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バスと白バイは、バグダッド及び18ヵ所の地方警察に配布され、交通警察活動および警察官の移送に貢献しています。また、防弾車はバグダッド市や、メイサン県、ムサンナー県の警察当局に配布され、要人警護などの業務で貢献しています。供与された防弾車により、遠隔式爆弾(IED)などの破壊活動からイラク政府の要人の命を助けた事例なども現地より報告されています。 |
供与された白バイ
(2008年2月) |
供与された防弾車
(2005年11月) |
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