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プロジェクトの背景

 イラク第2の都市であるモスル市の北西約50kmにチグリス川の豊富な水量を活用したイラク最大の水力発電施設があります。この発電施設は、モスル第一発電所(750メガワット)、モスル第二発電所(60メガワット)、モスル第三揚水発電所(200メガワット)の3ヵ所からなり、このうち、モスル第一発電所については、日本企業が水車発電機を納入し、1986年に運転を開始した発電所です。運転開始から20年が経過しており、各機器には、経年劣化による機能低下が見られ、電力供給能力が低下していました。このことから、イラク電力省は、モスル水力第一発電所の改修について、必要な資金援助を日本政府に対して要請してきました。日本政府は、これに対して、モスル水力第一発電所の改修のために、総額で約57億円の無償資金協力の実施を2004年9月に決定しました。

プロジェクトの概要

  • 既設発電プラント(1号機、2号機、3号機、および4号機)のの補修と設備更新
  • 発電所の運転・保守のための初期トレーニングの実施

進捗と期待される効果

 日本の支援による発電プラントの補修により、一般家庭約5.2万世帯(約26〜31万人分)への配電が可能となり、地域住民の生活環境の改善につながりました。
(写真)
2号機の軸受更新作業
(2007年12月)
(写真)
2号機の回転子(ローター)の設置
(2008年1月)

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