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鳥インフルエンザ対策備蓄品の調達が完了しました
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 〜緊急放出に向けてタミフルや防護用品を備蓄〜
 2006年8月15日、同年4月から開始された本プロジェクトにおける全ての調達物品のシンガポールの倉庫への備蓄が完了しました。
 調達物品の内容は、50万人分の抗インフルエンザウィルス薬(タミフル)と、約70万人分のマスクや防護服、消毒薬などの防護用品です。
 ASEAN地域内で鳥インフルエンザのヒトからヒトへの感染の拡がりが確認された際、これらの備蓄品を緊急に感染地域へ投入することが必要となります。そのため、本プロジェクトにおけるJICSの役割には、物資の調達だけでなく、備蓄品の管理及び感染発生時の緊急放出オペレーションも含まれています。
 備蓄倉庫では、緊急放出に備え、国際輸送が可能な状態で備蓄品を保管するとともに、いつでも発送準備を開始できるよう、オペレーション担当者が24時間体制で待機しています。
 備蓄監理や緊急放出オペレーションによって、新型インフルエンザの感染を迅速に封じ込められるよう、JICSは引き続きこのプロジェクトをサポートしていきます。
(写真)タミフル等の引き渡し
トラックからシンガポールの倉庫に移される防護用品
  (写真)セミナー
倉庫に納入されたタミフルの検収
 
(写真)タミフル等の引き渡し
定温倉庫に保管されるタミフル
 
鳥インフルエンザ対策プロジェクトが開始されました
 〜ASEAN事務局の調達代理機関としてタミフルや防護用品を調達〜
 2006年3月27日、日本国政府はASEAN統合支援のための日・ASEAN統合基金(JAIF)を設立しました。この基金の一部を活用し、ASEAN域内における鳥インフルエンザの人から人への感染発生時の対策のため、抗インフルエンザウィルス薬(タミフル)および防護用品の調達、備蓄プロジェクトが行なわれています。これを受け、JICSはASEAN事務局との調達代理契約に基づき、このプロジェクトの円滑な実施を推進しています。
 2006年5月2日、タミフル等調達品の第一弾が備蓄地となるシンガポールに納入されたのを受け、ASEAN事務局のあるジャカルタにおいて、引き渡し式と新型インフルエンザの対策に関するセミナーが開催されました。JICSは、ASEAN事務局や在インドネシア日本大使館の協力のもと、この式典等の準備や運営にも携わりました。
 今後、数ヵ月以内に50万人分のタミフル等、調達品すべての備蓄が完了する予定です。この支援により、新型インフルエンザがASEAN域内で発生した場合、迅速かつ効率的に感染を封じ込められることが期待されています。
(写真)タミフル等の引き渡し
日本国政府を代表し、藪中外務審議官よりOng Keng Yong ASEAN事務総長へタミフル等が引き渡された(2006年5月2日 インドネシア・ジャカルタにて)
  (写真)セミナー
引き渡し式典に引き続き、WHO専門家により新型インフルエンザの発生封じ込めのための備蓄支援活用方法について、セミナーが行なわれた
 
プロジェクト情報
プロジェクト名 ASEAN鳥インフルエンザ対策支援
決定日 2006年3月27日
プロジェクト実施額 35億円
調達監理契約 2006年4月28日ASEAN事務局と実施監理契約を締結
プロジェクト概要 鳥インフルエンザのヒト−ヒト感染が発生する可能性が高いと見られているASEAN地域のために、抗インフルエンザウイルス薬および感染防止備品(PPE)等の調達・備蓄、ならびにヒト−ヒト感染発生時にそれらの緊急放出を実施
JICSの役割 本プロジェクトの実施代理人として、調達、備蓄、引渡式・セミナーの開催、緊急放出オペレーション、資金管理を実施
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