坂本前専務理事の後任として、2011年8月1日付で専務理事に就任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年10月にJICSの事務局長に就任し、仲谷理事長、坂本前専務理事のもと、JICSの組織体制や業務の改善に関する取り組みを事務局長の立場で推進してまいりましたが、この度 専務理事として、JICSの経営に関わることとなり、大変名誉に感じるとともに、身の引き締まる思いでおります。
私は1985年に国際協力事業団(独立行政法人国際協力機構(JICA)の前身)に入団以来、開発調査、調達、無償資金協力、また特に中南米地域への協力業務等に携わってまいりました。
JICSは、調達代理機関として、主に無償資金協力事業の実施に重要な役割を果たしており、まさにODAの最前線で活躍しています。物資の調達案件のみでなく、コミュニティ開発無償資金協力等、現地企業を活用した施設建設案件では、調達業務、資金管理を中心としたプロジェクトマネジメントを実施しています。積み重ねてきた現場の経験を活かして、より効果的で効率的な開発事業の実施に貢献していきたいと考えています。
JICSは創設から23年目を迎え、さらに業務の質を向上させると同時に、JICSを取り巻く環境を的確に把握し、時代の要請に対応できる「国際的な調達機関」を目指してまいります。公益法人制度改革にもとづく法人移行を間近に控え、より良い新生JICSを創っていくことができるよう、職務の遂行に専心努力を尽くす所存ですので、今後ともいっそうのご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
財団法人 日本国際協力システム
専務理事 江塚 利幸
略歴:
1985年国際協力事業団(JICAの前身)入団。主に開発調査、調達、無償資金協力業務等に従事。1996年米州開発銀行(IDB)出向、2004年〜チリ事務所長、2006年〜ボリビア事務所長、2009年JICA本部国際協力人材部次長を経て2010年10月に財団法人日本国際協力システム事務局長に就任。
2010年7月31日より、専務理事を務めてまいりましたが、2011年7月31日をもって退任することとなりました。この間、関係者の皆様をはじめ、多くの方々にご支援とご協力を賜りましたことを、心から感謝申し上げます。
私は1976年に国際協力事業団(独立行政法人国際協力機構[JICA]の前身)に入団以来、主に技術協力プロジェクトや管理部門の業務に携わってまいりました。その後、JICSの専務理事に就任いたしましたが、共に同じ国際協力に携わる機関でありながらも、JICAとJICSでは、求められる役割も直面する困難や課題も大きく異なることを痛感いたしました。JICSの専務理事として過ごしたこの1年間は、援助をまた別の角度・視点から見ることができ、大変貴重な経験になったと同時に、JICSの役割を改めて認識する機会となりました。
JICSは設立より22年間、ODAのニーズの変化に伴う業務の変遷を重ねつつ、調達業務を軸とし、国際協力の現場において多くの経験を重ねてまいりました。一般財団法人への移行を控えた現在、仲谷理事長のもと、これまでの組織の在り方を振り返るとともに、新たな組織の在り方や目指すべき方向について検討が進行中ですが、今後も役職員が一丸となって努力と研鑽を重ね、JICSの目標である世界最高水準の「service provider」として飛躍していくことを祈念しております。
皆様方におかれましては、今後ともJICSへのご支援とご協力を賜りますよう、お願いいたしますとともに、皆様のご健勝をお祈り申し上げ、退任のごあいさつとさせていただきます。
坂本 隆