2011年6月9日、城西大学付属川越高等学校にて、仲谷理事長が全校生徒約850名を対象に講演を行いました。
講演では、『日本は資源に乏しいため貿易が不可欠であり、世界の平和・安定が日本の国益にも繋がる』という日本の外交の基本をまず話しました。しかしこの世界の平和・安定の実現には世界各国や民族における価値観・倫理観の共有が重要だが教育の格差がその妨げになって、これがまた、経済格差も生んでいることなどを話しました。
日本はこのような格差の解消や世界の平和・安定に向け、開発途上国に国際協力(ODA)を行っており、JICSはその現場の最前線で実施業務に携わっていることを紹介しました。
また、自身の経験から、海外生活において英語はもちろん重要であるが、先に述べたような世界共通の価値観・倫理観を持ち、「誠心誠意」で相手に接することがより大切だと感じていることなども伝えました。今回の講演で、生徒さんが「世界」や「国際協力」に少しでも興味を持つきっかけとなれば幸いです。
自身の経験を踏まえて講演を行う仲谷理事長 |
講演は約850名の生徒さんを対象に行われました |
JICSでは、より多くの方にODAやJICSの業務に対するご理解をさらに深めていただくために、総合学習の受け入れなどを行っています。
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