2009年6月26日

　2009年6月10日、エルハム・ハッサン計画・フォローアップ部門局長を代表とするイラク通信省からの代表団4名がコンサルタントチームとともにJICSを来訪し、佐々木理事長と会談しました。

　代表団は、JICSが調達代理機関となり進められた通信分野2案件（南北基幹通信網整備計画、市外電話交換網整備計画）で生じているプロジェクト残金を活用した今後の追加業務に関する打ち合わせを行うために当該コンサルタントが招聘したものです。

　会談は、イラク復興分野での基幹通信網の整備・復興の必要性や、それに果たす日本政府とプロジェクトの役割の重要性、加えて最近のイラク国内のめざましい治安の改善状況などについて意見交換が行われました。
　会談の中では、イラク周辺地域で話されているアラビア語の方言の多様さ、イラク人女性のたくましさなどプロジェクト以外のさまざまな話題についても触れられ、終始なごやかな会談となりました。

　会談の最後には、今後の追加業務の完成に向けてイラクと日本のプロジェクト関係者が力を合わせていくことが改めて約束されました。