小型武器破壊式典開催のお知らせ

来る9月21日（日）、シェムリアップ州バンテアイスレイ郡にて、カンボジア王国内務省が主催し、日本小型武器対策支援チーム(JSAC)が出資・協力する、カンボジア−日本2国間協力体制としては初の小型武器破壊式典を行うことが決定しました。

今回の式典では、シェムリアップ州で回収されたおよそ1,000丁の小型武器を地域住民の前で焼却処分します。小型武器破壊式典は、内戦後の今もなお武器が数多く残る地域で、余剰武器が出回ることを防ぎ、実際に武器を使用不可能にすることと、武器を破壊することで、地域が一体となって平和に向かうというメッセージも込められています。式典ではシェムリアップ州知事の他、カンボジア政府代表者、日本政府代表者、JSACプロジェクトマネージャーがスピーチを行った後、小型武器に点火します。地域の警察、住民など、数多くの参加者が集まる予定です。

つきましては、本式典の記事掲載および取材についてご協力賜りますようお願い申し上げます。

日時：9月21日(日) 午前7時30分開催予定

会場：シェムリアップ州・バンテアイスレイ郡

主催：カンボジア内務省

日本小型武器対策支援チーム概要

2003年4月設立。日本国外務省平和構築無償援助による、日本初の小型武器対策チーム。日本人スタッフ4名、カンボジア人スタッフ7名(2003年9月12日現在)。現在進行しているプロジェクトは「平和のための小型武器削減と開発（WDP）プロジェクト」、「小型武器破壊プロジェクト」、「意識向上プロジェクト」、「小型武器管理・登録支援プロジェクト」の４つ。