日本小型武器対策支援チーム(JSAC)
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 小型武器管理・登録支援プロジェクト Safe Storage and Registration Project

 1. 平和のための小型武器削減
と開発プロジェクト
(WDP)


 
2. 小型武器管理・登録支援
プロジェクト


 3. 小型武器破壊プロジェクト

 4. 意識向上プロジェクト

 5. 国家委員会支援プロジェクト

 これまでの実績

 
フェーズ1の記録


警察(内務省)が職務上保有する小型武器の管理と登録を支援するプロジェクト。
対象州
警察が所有する小型武器を適切に管理し、盗難や非合法な流通の防止を図り、
同時に余剰の小型武器を廃棄
します。

現在フェーズ2の対象地域は、バッタンバン州、コンポントムの2州であり、
WDPプロジェクトの対象地域と同地域となります。

一方で住民が違法に所有する小型武器を回収し、他方で警察が合法に所有する小型武器を適切に管理
することによって、同地域においてより包括的な小型武器対策が可能となります。

将来的には、全ての州において管理登録システムを普及させるべく、
合法な小型武器の管理方法を徹底します


具体的な活動は以下の通りです。

  • 老朽化した小型武器保管庫を建て直し、安全な保管庫を建設する
  • 合法小型武器の管理登録のためのコンピューターシステムを導入し、
    コンピュータハード・ソフト両面から支援する
  • システム導入とともに、関係する警察官を対象に、管理登録のためのトレーニングを実施する


JSACは一方で住民から違法な小型武器を回収し、他方では警察が合法に所有する武器を適正に管理できるように支援しています プロジェクト実施前の初期調査にて、老朽化した武器保管庫の様子を視察する内務省関係者。
初期調査から詳細な設計まで、JSACと内務省は共同で決定していきます。
JSACは一方で住民から違法な小型武器を回収し、他方では警察が合法に所有する武器を適正に管理できるように支援しています 武器保管庫に乱雑に置かれた武器と弾薬(プロジェクト実施前)

このような保管は非常に危険であり、また武器の紛失等があってもその把握が困難です。
JSACは一方で住民から違法な小型武器を回収し、他方では警察が合法に所有する武器を適正に管理できるように支援しています 武器管理登録(マニュアル・レジストレーション)研修の修了式の様子

この研修では、州警察を対象に、保有武器の適切な管理(法律・規程)や具体的な登録方法を内務省研修部が説明します。この研修内容に沿って、州警察が保有する全ての武器情報が正確に手記登録され、その後、武器の適正な管理・運用に活かされます。
JSACは一方で住民から違法な小型武器を回収し、他方では警察が合法に所有する武器を適正に管理できるように支援しています 武器管理登録(コンピューター・レジストレーション)研修の様子

手記登録作業によって集計された情報を、コンピューターシステムに導入するための研修が行われます。その後、同データベースシステムに基づいて、州警察の武器が適切に管理・運用されることになります。
JSACは一方で住民から違法な小型武器を回収し、他方では警察が合法に所有する武器を適正に管理できるように支援しています JSAC支援によって完成した州警察署に建設された新しい小型武器保管庫
JSACは一方で住民から違法な小型武器を回収し、他方では警察が合法に所有する武器を適正に管理できるように支援しています 小型武器保管庫内部の様子

整然と並べられた武器には鍵がかけられ、責任者の許可なく持ち出すことは出来ません。このような厳重な武器管理体制によって、関係者による合法武器の違法な利用や転売、借用などが出来なくなるほか、一人一人の警察官の武器に対する意識が変わっていきます。



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