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プレス・リリース | |
関係者各位 | JSAC-PR-11 2005年9月27日 |
JSAC 3,430丁の小型武器を破壊
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2005年9月26日(月)、カンボジア王国内務省主催、日本小型武器対策支援チーム(JSAC)実施の小型武器破壊式典が開催されました。式典は、シェムリアップ州アンコールチュム郡にて行われ、約1,000人の州住民、カンボジア内務省次官Em Sam An氏、JSAC対象地域であるシェムリアップ州、オダーミンチェイ州、バンテミンチェイ州の代表者、郡知事など多くの州政府関係者、カンボジア警察関係者が参加しました。
シェムリアップ州副知事の挨拶で始まった式典では、JSACプロジェクトマネージャーが「武器の供出された3州は、カンボジアに蔓延する小型武器問題を克服し、平和構築に成功したモデル地域となるだろう」と平和を歓迎するスピーチを行い、対象地域の郡知事が平和な社会への決意と責任を宣言し、その後参加者の前で3,430丁の小型武器に点火されました。目の前で焼却される武器を見ながら、参加した住民の一人は「武器の回収が行われ、コミュニティが本当に平和になった」と語っていました。 当日の式典ではJSACが支援した学校や井戸など42件の開発プロジェクトと、州警察への支援の一環である州警察が保有する小型武器の保管のための倉庫(小型武器保管庫)の引渡式も同時に行われました。開発物を撮影した写真の前でテープカットが行われ、平和への願いを込めて鳩を放しました。
JSACは今後2005年10月より、対象地域をこれまでのオダーミンチェイ州・バンテミンチェイ州・シェムリアップ州から、コンポントム州・バッタンバン州へ移行し、住民への啓蒙活動を通じた小型武器回収(第1フェーズでは1万丁以上の小型武器を回収)、警察トレーニング、開発事業、警察が所有する小型武器の管理・登録、不要な小型武器の焼却破壊、小型武器問題への意識向上などを通して、カンボジアの小型武器削減と平和構築を包括的に支援していきます。 日本小型武器対策支援チーム(JSAC)概要 日本政府からカンボジア政府に対し供与された紛争予防・平和構築無償援助「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」実施のために、財団法人日本国際協力システム(JICS)によって設立され日本人4人とカンボジア人8人から成るチーム。 |
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