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関係者各位 | JSAC-PR-20 2007年9月21日 |
プレス・リリース 〜武器で作られた平和モニュメントの完成(カンボジア)〜 |
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2007年9月27日(木)、カンボジア王国コンポントム州にて、日本小型武器対策支援チーム(JSAC)より、武器で作られた平和モニュメントの引渡式が行われます。 同モニュメント「平和な世界”World of Peace”」は、ソッポン・サムカン氏、チョ・ソペァ氏、クム・サンボ氏、タン・ヴァノー氏、イェン・エンタラ氏、ヴォン・ダラヴィー氏の5名のカンボジア人若手アーティストによって、サシャ・コンスタブル氏(イギリス人)の芸術面での支援と、イギリスNGO “Development Technology Workshop (DTW)”の技術指導の下、作製されました。彫像は高さ3.5mに及び、コンポントム州都の「子供公園」に設置され、常時市民に公開されることになります。 この平和モニュメントは日本政府支援による「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」の一環として、作製されました。モニュメントの材料となる武器は、全て同プログラムの中で、JSACとカンボジア政府・警察・NGO合同の呼びかけを受け、住民が自発的に警察に供出した武器です。これらの武器は、その後、全て武器破壊式典「平和の炎」で焼却破壊されました。 このモニュメントの引渡式では、同時に、JSACの武器回収活動の終了を受けて「平和宣言」がなされます。今後、平和で安全な武器のない社会を維持する責任を各郡が担う事を、改めて州知事や住民の前で宣誓するものです。平和モニュメントは、カンボジアのアーティストらの創造性と才能と共に、カンボジアの人々の、そのような平和に向けての願いや決意をも象徴しています。 本式典は9月27日(木)午前10:00に、コンポントム市、州政府庁舎(Provincial
Hall)にて開催されます。同モニュメントは野外公園に常時設置されておりますので、コンポントム州周辺にお越しの際には、是非お立ち寄り下さい。 日本小型武器対策支援チーム(JSAC;ジェイサック)概要 2003年4月、日本政府による初の紛争予防・平和構築無償案件として「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」が策定されたことを受け、財団法人日本国際協力システム(JICS)によって設立。2003年4月からカンボジア北西部オダーミンチェイ州、バンテミンチェイ州、シェムリアップ州の3州にて、住民への啓発活動を通じた小型武器回収を実施。2005年10月からは、対象地域を中西部のバッタンバン・コンポントム州に移動して更なる小型武器回収と平和構築支援を実施し、2007年9月現在で合計28,602丁の小型武器を回収しました。 JSACの活動についての詳細は、http://www.online.com.kh/users/adm.jsac/を参照ください。
コンポントム市は、国道5号線でプノンペン市とシェムリアップ市の間に位置。 |
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