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関係者各位 JSAC-PR-21
2007年10月3日

プレス・リリース

破壊された武器で作られた平和モニュメントの完成(カンボジア)

(モニュメントの一部)

 2007年10月9(火)、カンボジア王国バッタンバン州にて、日本小型武器対策支援チーム(JSAC)より、破壊された武器で作られた二基目の平和モニュメントの引渡式が行われます。

同モニュメント「平和と開発を願う竜”Naga for Peace and Development”」は、トゥン・トルニアキーア氏、ウ・ヴァンディ氏、ウ・チム・ヴィチェット氏、・サンボ氏、キム・サンディー氏の4名のカンボジア人若手アーティストによって、サシャ・コンスタブル氏(イギリス人)の芸術面での支援と、イギリスNGO “Development Technology Workshop (DTW)”の技術指導の下、作製されました。彫像は高さは6.5mに及び、バッタンバン市内の州立公園に設置され、常時市民に公開されることになります。

この平和モニュメントは日本政府支援による「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」の一環として、作製されました。モニュメントの材料となる武器は、全て同プログラムの中で、JSACとカンボジア政府・警察・NGO合同の呼びかけを受け、住民が自発的に警察に供出した武器です。これらの武器は、その後、全て武器破壊式典「平和の炎」で焼却破壊されました。

平和モニュメントは、カンボジアのアーティストらの創造性と才能と共に、カンボジアの人々の平和に向けての願い、決意、努力を象徴しています。

  本式典は10月9日(火)午前8:00に、バッタンバン市、「Naga Spring Water Park(“Suon Chbar Neak Banh Teuk”。サンカエ川西岸、州政府庁舎近くの川沿いの公園)にて開催されます。また、同モニュメントは公園に常時設置されておりますので、バッタンバン州周辺にお越しの際には、是非お立ち寄り下さい。

日本小型武器対策支援チーム(JSAC;ジェイサック)概要

2003年4月、日本政府による初の紛争予防・平和構築無償案件として「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」が策定されたことを受け、財団法人日本国際協力システム(JICS)によって設立。2003年4月からカンボジア北西部オダーミンチェイ州、バンテミンチェイ州、シェムリアップ州の3州にて、住民への啓発活動を通じた小型武器回収を実施。2005年10月からは、対象地域を中西部のバッタンバン・コンポントム州に移動して更なる小型武器回収と平和構築支援を実施し、2007年9月現在で合計28,602丁の小型武器を回収しました。

JSACの活動についての詳細は、http://www.online.com.kh/users/adm.jsac/を参照ください。

本件に関するお問い合わせ
日本小型武器対策支援チーム/Japan Assistance Team for Small Arms Management in Cambodia (JSAC)
担当者:村崎由紀子    
 
E-mailadm.jsac@online.com.kh  電話:+855-(0)23-224-001/002 

バッタンバン市地図(式典・モニュメントは赤の矢印)




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