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プレス・リリース | |
関係者各位 | JSAC-PR-08 2005年1月21日 |
平和構築無償資金援助に係る交換文書(E/N)調印 ![]() |
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日本政府とカンボジア政府との間で、本年度4月で終了する「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策支援プログラム」の第2期目の実施について交換文書(E/N)が取り交わされました。日本からは高橋文明大使が、カンボジアからは外務大臣H.E. HOR NAMHONGが出席し、カンボジア外務省にて調印式が行われました。 今回のE/Nが調印されたことにより、約4.7億円の平和構築無償資金援助がカンボジアに供与されることになります。案件管理団体として日本国際協力システム(JICS)がカンボジア内務省と案件管理契約を締結し、また、2003年よりカンボジア北西部3州で活動し10,000丁以上の小型武器回収実績を持つ日本小型武器対策支援チーム(JSAC)が引き続き案件実施団体としてプロジェクトを2年間展開します。 本プログラムは、下記5つのプロジェクトを実施します。 啓蒙活動を通して住民が不法に所持している小型武器の自発的供出を促し、対象地域のニーズにあった開発を供与するプロジェクト。第2期目はプレアビヘア州・コンポントム州の2州が対象地域となります。また、この他にも警察トレーニング等の実施を行います。2. 小型武器管理・登録支援プロジェクト 州警察が合法に所有する武器を保管するための保管庫を建設します。同時に、武器登録作業のトレーニング・登録に必要な事務機器やデータベースソフトウェアの供与を通してより安全な小型武器管理の方法を導入します。3. 小型武器破壊プロジェクト 住民から供出された武器および警察の余剰武器を公の場で焼却破壊し、自らのコミュニティーが平和へ向かっていることを住民にアピールします。JSACはこれまでに4度の小型武器破壊式典を開催し、9,000丁以上の武器を焼却しています。4. 意識向上プロジェクト 対象地域住民や政府関係者の小型武器問題に対する理解と意識を深めます。看板やポスターの掲示、リーフレット等の配布を通して住民に小型武器の供出を呼びかけます。5. National Commissionサポートプロジェクト カンボジアにおいて武器問題を総括し、武器問題の最高決定機関である国家委員会(National Commission for Weapons Management and Reform in Cambodia《National Commission》)が効果的な活動を行うことができるように支援します。 日本小型武器対策支援チーム(JSAC)概要 2003年4月設立。「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策支援プログラム」の実施のために、財団法人日本国際協力システム(JICS)によって設立された小型武器対策専門のチーム。カンボジア北西部3州(シェムリアップ州、バンテミンチェイ州、オダーミンチェイ州)を対象に小型武器問題に取り組んでいます。 |
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