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JICSプロジェクト支援事業にてパキスタンおよびアフガニスタンに感染防止用ディスポーザブルガウンを贈呈 お問い合せ English サイトマップ 文字表示標準 文字表示縮小 文字表示拡大
TOPCSRプロジェクト支援事業

2010年11月30日

 JICSは、プロジェクト支援事業の一環として、2010年10月1日パキスタン 国立獣疫研究所および、2010年10月16日アフガニスタンの4つの医療施設に感染防止用ディスポーザブルガウンを贈呈しました。

 プロジェクト支援事業は社会貢献活動の一環として、2009年より実施しているもので、JICSが調達代理機関として関与した施設・組織に対して、今後の活動の促進を目的として必要な備品や実用品などを贈るものです。
 今回、パキスタンとアフガニスタンにはそれぞれ4,020着のガウンを寄贈しました。このガウンは、東京都立川市に本社のある株式会社エスアールエル(SRL)から提供を受けたものです。同社からガウン提供の提案を受け、これまでにJICSが関わった保健分野のプロジェクト対象施設に問い合わせたところ、パキスタンおよびアフガニスタンの施設から受け入れ希望があり、今回の寄贈につながりました。

 今回の寄贈の対象となった施設のうち、パキスタンのイスラマバードにある国立獣疫研究所に対してJICSは、国際獣疫事務局(OIE)との調達代理契約に基づき、家禽などにおける鳥インフルエンザ対策に必要な研究所の改築及び検査機材の調達を実施しました。今回寄贈したガウンは、研究所において取り扱う鳥インフルエンザウィルスなどの感染を防ぐために非常に有効であると研究所から感謝の声が届いています。

(写真)
パキスタンにおけるガウンの引渡し
(写真)
感謝状をいただきました
拡大版はこちら(PDF)

国際獣疫事務局(OIE)案件の概要はこちらから

(写真)
カブール医科大学

 また、アフガニスタンのカブール医科大学や公立病院など4つの医療施設に対しては、以前、緊急無償による医療機材の調達や、やはりJICS独自事業として職員搬送用のバスを寄贈した実績があります。各施設では早速ガウンが使用されており、カブール医科大学学長からは、「アフガンの医療は資機材が不足している中、この様な実用的な品を頂ける事は非常に有益であり、感謝の念に堪えない。」といった声が届きました。

(写真)
カブール医科大学の学長に目録を贈呈するJICS職員(左)
(写真)
Ali Abad病院
(写真)
結核センター
検体検査時に利用
(写真)
結核センター

アフガニスタン 緊急無償 第二次緊急無償(医療)に関する記事はこちらから

株式会社エスアールエル:受託臨床検査やヘルスケア関連事業を実施。特に臨床検査事業については、日本全国の1万を超える病院や診療所から毎日20万件以上の検査を受託している。1970年創業、2010年3月31日現在の従業員数は2,201名。
http://www.srl-group.co.jp/
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