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スワジランド 食糧増産援助(2KR)初のソフトコンポーネントを実施
TOP事業無償資金協力関連事業貧困農民支援

 〜技術研修によって有効活用される農業機械〜
スワジランド王国 食糧増産援助《平成15年度》

2005年8月3日

 平成15年度スワジランド食糧増産援助(2KR)では、本スキームで初めてのソフトコンポーネント(物資調達のための資金協力に加え、技術指導などソフト面の支援)として、2004年7月および2005年2月の二回にわたり、現地においてトラクターのオペレーター、メカニックを対象とした技術研修を行ないました。
これは、現地調査において、オペレーターがトラクターの取り扱いに習熟していないために故障が発生しやすく、さらにメカニックの知識や技術が不十分なことから、日常の点検が適切に行なわれていない、故障修理に対応できないという実態が確認されたためです。
一回目の研修では、農業協同組合省・農業機械化局所属のオペレーターおよびメカニック39名を対象に、運転操作と作業機装着に関する技術指導、二回目は、メカニック10名を対象に、保守管理に関する技術指導を行ない、本邦から派遣した日本人技術者4名(各回2名)が講師を務めました。
この取り組みに対し、同国経済計画開発省スチーブン・モスタ次官から、「今回の技術研修によってトラクターがさらに有効活用され、トウモロコシの生産量が増加し、わが国の貧困削減に繋がることを願う。」との長期的な視点での大きな期待が表明されました。

(写真)実習   実習の様子。
作業前の点検方法を教えているところ
 
(写真)講義   (写真)実技テスト   (写真)技術指導
研修所における講義の様子   受講生が講師の質問に応えながら作業前点検を進めた、実技テストの様子   トラクターに乗り込み、受講生に技術指導する日本人技術者
プロジェクト情報
プロジェクト名
スワジランド王国 食糧増産援助<平成15年度>
政府間決定日
2004年4月14日
供与(EN)額
1.43 億円
プロジェクト概要
スワジランド政府から農民に貸し出される乗用トラクター(作業機付)およびその維持管理・修理に必要な修理工作車を調達する。それとともに、農業機械の管理体制および修理・運転等基本操作の改善を図るため、ソフトコンポーネントを導入し、オペレーターおよびメカニック向けの研修を行なう。
JICSの役割
本プロジェクトの調達監理機関として、案件監理を実施する。
調達品目
乗用トラクター、ボトムプラウ、ディスクハロー、施肥播種機、トレーラー、ディスクプラウ、修理工作車
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