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南スーダン 紛争予防・平和構築無償 「ジュバ市道路橋梁整備計画」のプロジェクトが完了。竣工式が開催されました お問い合せ English サイトマップ 文字表示標準 文字表示縮小 文字表示拡大
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2012年3月5日

(写真)
完成した橋での竣工式の様子

 JICSは南スーダン政府の調達代理機関として、「ジュバ市道路橋梁整備計画」を進めてきました。このたび計画されていた全ての橋とカルバート※が完成し、竣工式が開催されました。

 竣工式には南スーダンのNhial国際協力大臣、Benjamin情報放送大臣、Aluong道路橋梁大臣、在スーダン和田大使(南スーダン兼轄)らが出席し、現地メディアも大勢詰めかけ、現地の新聞「The Citizen」では非常に大きく報道されました。

 竣工式では、完成した橋の上でのテープカット、当地の伝統的儀式の後、会場を屋内に移し、Aluong道路橋梁大臣をはじめとした南スーダン政府関係者より、日本のODAに対する感謝、賛辞の言葉が述べられました。引き続き、和田大使らにより完成を祝う鏡開き、関係者への感謝状の授与が行われ、竣工式は大変盛り上がりました。

 2011年7月にスーダンから独立したばかりの南スーダンですが、本プロジェクトによる首都ジュバ市内の大幅な交通環境改善によって、社会・経済活動の活性化などが期待されています。

※カルバート:暗渠。道路下に埋設された水路のこと。

プロジェクト担当者のコメント
2009年7月に初めてジュバの地を踏みました。当時はまだ十分に道路が整備されておらず、雨が降れば川の水が道路にあふれ、すぐに通行止めとなりました。また裏道は穴だらけで、移動に非常に多くの時間を割かれた記憶があります。現在は主な道路は舗装され、橋も大きくなり、雨が降っても橋が沈むことはなくなりました。しかし、まだ裏道は橋も含めて未整備の地域が多く、その改善が課題となっています。2012年2月20日、PKOに参加する自衛隊がジュバに到着し、今後のさらなる道路整備が期待されています。
(写真)
道路橋梁省より感謝状を授与されるJICS職員
(写真)
完成を祝う鏡開き

プロジェクト情報
供与(E/N)額 18.73億円
契約相手 南スーダン政府
プロジェクト概要 ジュバ市の主要幹線道路上に位置する3橋梁の架け替え及び3カルバートの建設。
JICSの役割 援助資金を管理するとともに、設計や施工監理を行うコンサルタントとの契約締結や、工事を行う施工会社の選定と契約及びプロジェクト監理を担当。
調達品目 ジュバ市の主要道路上に架かる3老朽橋梁の改修
(1)RC橋 橋長:24.0m 幅員:19.6m ※歩道2.8m×2含む
(2)RC橋 橋長:13.8m 幅員 22.7m ※歩道2.8m×2含む
(3)RC橋 橋長:18.0m 幅員24.0m ※歩道2.8m×2含む
河床渡河地点における3カルバートの新規建設
(1)RC ボックスカルバート 長さ4.7m 幅員 21.0m ※歩道2.5m×2含む
(2)RC ボックスカルバート 長さ4.2m 幅員 20.0m ※歩道2.5m×2含む
(3)RC ボックスカルバート 長さ8.0m 幅員 20.0m ※歩道2.5m×2含む)
プロジェクトの主な流れ(予定) 2010年2月 建設コンサルタントと契約/施工監理実施中
2010年9月 施工会社と契約/工事中
2011年7月 南スーダンの独立に合わせて、2橋梁の開通式が行われる。
2011年11月 全工事竣工
2012年12月 瑕疵検査完了(予定)
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