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インドネシア 孤児院が完成し、引き渡されました
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 〜子供たちの明るい笑い声が戻ってきました〜
インドネシア 津波支援ノン・プロジェクト無償<平成16年度>

2007年9月3日

(写真)
孤児院の管轄官長である社会局局長へ引き渡し書類の交換がなされ、がっちりと硬い握手を交わしました。

 2007年8月、インドネシア国バンダアチェ市において3箇所の孤児院が完成し、各孤児院の院長に引渡されました。今回は2箇所の政府系孤児院(Nirmala、Jroh Naguna)と1箇所のNGO系孤児院(Muhammariyah)が完成し、津波被害で孤児になった子供たちもようやく安定した生活が送れるようになりました。
 JICSは竣工した建物毎に順次引渡しを行うなど工夫を凝らし、出来るだけ早く子供たちが施設を利用できるように努力をしてきました。孤児院には建物の改修・再建のみでなく、施設内で使用するベッド等の生活に使うもの、椅子・机等勉強に必要なものなども納入し、子供たちだけでなく、お世話をしている院長や先生方にも非常に喜ばれています。
 現在も、バンダアチェ市内ではNGO系孤児院(Al-Wasliah)が、またバンダアチェ市の隣のアチェ・ブサール県では2件の政府系孤児院(Aneuk Nanggroe、Bina Netra)が、JICSの監理の下に建設中です。これら三箇所の孤児院でも、順調に工事が進んでいます。早くより多くの子供たちの笑顔が戻ってくるよう、JICS職員一丸となり早期完成に向けて努力しています。

(写真)
完成したJroh Naguna孤児院の新築の寮
(写真)
新しくベッド、シーツ、枕等も納入され、子供たちが安心して眠れる環境。毎日の生活を楽しむ余裕も出てきたようです。
プロジェクト情報
プロジェクト名 インドネシア 津波支援ノン・プロジェクト無償<平成16年度>
供与(EN)額 146億円
EN締結日 2005年1月17日
契約相手 インドネシア国 国家開発企画庁/財務省
契約日 2005年1月17日
プロジェクト概要 2004年12月26日に発生したスマトラ沖・インド洋津波災害の直撃を受けたスマトラ島北部バンダアチェ市及びその周辺地域では住民の生活に甚大な影響が出ています。津波直後のデータでは1万1千人以上の子供の難民が生まれ、特にバンダアチェ市では7千人以上が孤児となったとの報告があります。また地震・津波により、地域の孤児院施設も被災を受け、増加した孤児を受入れる施設が機能していない状況が続いていました。このためバンダアチェ市内の孤児院の機能を回復するために必要とされる施設の改修・再建および必要な関連機材を調達することとなりました。
JICSの役割 本プロジェクトの調達監理機関として、本プロジェクトの進捗管理(入札開催、業者契約、納入管理、資金管理)を実施しています。
調達品目 バンダアチェ市内の孤児院の改修
・再建・政府運営 4箇所
・NGO運営 2箇所
同孤児院への必要機材調達
・食堂用家具及び機材 一式
・寮用家具及び機材 一式
・事務所要家具及び機材 一式
・教室用家具及び機材 一式
・講堂用家具及び機材 一式
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