アフリカ・マラウイで「UNDOKAI」(運動会)を開催

2015年3月4日

 「スポーツ・フォー・トゥモロー」は日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業で、2014年から2020年までの7年間で開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。JICS(ジックス)はこの事業を推進するネットワーク「スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム」に加入し、2月25日にアフリカ・マラウイで開催した「UNDOKAI」((公社)青年海外協力協会が受託、JICSは補強参加)の準備・運営に携わりました。現地で活動した職員のメッセージを掲載しますので、ぜひお読みください。

田中 大一


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8年生の組体操練習風景。
苦戦しながら「扇」に取り組みました。
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運動会での綱引きの様子(2年生)
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本番での組体操。練習の成果があり、
しっかり「扇」のポーズが決まっています!
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子どもたち一緒に

 2月25日(水)、アフリカ・マラウイで日本式の「UNDOKAI」が開催されました。

 私は2月はじめにマラウイへ入り、UNDOKAIの準備に着手しました。UNDOKAIの開催場所は首都リロングウェから車で約一時間の村落部にあるマタピラ小学校。同校で活動中の青年海外協力隊の隊員と(公社)青年海外協力協会と共に、各学年の競技種目を先生方と相談の上決定し、児童に対する競技の指導及び練習に取り組みました。

 競技の指導では、児童みんなに競技ルールを守ってもらうこと、またその必要性を理解してもらうことなどに苦労しましたが、練習を重ねるにつれて競技レベルが向上し、みな真剣に競技に取り組むようになりました。

 そして迎えた本番では、綱引きや徒競走において児童が力いっぱい練習の成果を発揮し、見ごたえのある白熱した勝負が繰り広げられました。また、最高学年(8年生)が披露した組体操は日本でもなじみの有る動きに加えて担任の先生が考えた動きが加わっていたため、“マラウイ式組体操”としてとても見ごたえがありました。生憎の雨により全てのプログラムが実施出来なかったことが残念ですが、全ての学年が練習以上のパフォーマンスを見せ、UNDOKAIは成功に終わりました。

 今回のUNDOKAIはチーム対抗戦を導入しました。その結果、仲間のことを考え、一緒に努力する児童の姿が何度も確認されています。このことを通じて、UNDOKAIの実施目的の一つである「協調性や仲間を思いやるこころを養う」ことを児童は確実に実践してくれました。また、練習期間においては先生方に競技種目の取り組み方や児童への指導方法について伝え、UNDOKAI本番では運営からスコアリングなど全ての役割を先生に担っていただきました。このような取り組みを通じて、先生方だけでもUNDOKAIが実施できる状況を作り上げることが出来ました。

 練習から本番までわずか3週間あまりでしたが、UNDOKAIの楽しさや開催する意義を子どもたちや先生方と共有できました。今回のUNDOKAI開催を機に、マラウイでUNDOKAIが広がっていくことを期待しています。

各学年の実施競技
1年生 綱引き 5年生 玉運びレース
2年生 6年生 大縄跳び
3年生 ドラゴンレース 7年生 50m競争
4年生 8年生 組体操

※マラウイのUNDOKAI(運動会)を動画で紹介しています。(YouTube)
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