2007年6月22日

災害復興を支援する関係者が
沢山出席しました

式典で演説するユドヨノ大統領

復興状況を説明するハメンクボォノ10世
ジョグジャカルタ特別州知事
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2006年5月27日午前5時54分(日本時間午前7時54分)、インドネシアのジャワ島中部ジョグジャカルタ市沖合いでマグニチュード6.2の地震が発生しました。この地震によって、死者6,000名弱、負傷者4万人弱、避難民は200万人を越える被害があったと報告されており、中でもジョグジャカルタ特別州南部に位置するバントゥール県では、全体の70〜80%の住居が倒壊したと言われています。
このように大きな被害を受けたジョグジャカルタ特別州と中部ジャワ州では、様々な復興事業が行われ、2007年の5月には日本の支援による地域診療所の再建も完了しました。これを受け、地震発生からちょうど1年たった日の前日の5月26日、インドネシア国政府は、地震中心部ジョグジャカルタ市から程近いプランバナン寺院遺跡群において、ジャワ島中部地震の災害復興を報告する式典を行いました。
この式典は、インドネシア国のユドヨノ大統領をはじめ、閣僚、上記2州知事、日本をはじめとする復興を支援した各国の大使や国際機関代表も出席するなどとても盛大なもので、JICSもジョグジャカルタ特別州からの招待を受け、佐々木理事長が出席しました。この式典には住民も多数参加し、民族舞踊などが披露され、ジョグジャカルタに活力と笑顔が戻った様子がよく伝わってきました。
ユドヨノ大統領からは、佐々木理事長に対し「様々な分野における日本の援助に対し、日本政府および国民に対し感謝を申し上げたい。この日本との良好な関係を引き続き維持していくことを希望している。」と日本の援助に対する謝意表明がありました。 |