防災・災害復興支援無償とは、自然災害に脆弱な開発途上国の防災対策や災害後の復興支援を目的として2006年度に創設された新しい無償資金協力です。具体的には防災対策のために必要な施設やシステムの整備、災害によって被害を受けた施設、道路・橋梁等の修復のために必要な資金を日本政府が供与するものです。特に災害による被害に対しては、緊急フェーズから本格的な復旧・復興フェーズにいたるまでを切れ目なく支援することを目指し、被災地のニーズに応じて、学校、医療施設、道路など複数コンポーネントに対する支援を、迅速に、同時並行で実施しています。
2015年4月に「防災・災害復興支援無償」等のサブスキームが廃止となったため、この名称が用いられているのは2015年3月以前に実施が決定した案件です。
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