2009年12月1日

再建された校舎 |
2007年8月15日にペルー南部の太平洋沿岸部で発生した大規模な地震に対するODAの一環として、日本政府は防災・災害復興支援無償「イカ州地震被災地復興計画」を実施しています。
このプロジェクトにおいて、JICSはペルー政府との契約に基づき、学校4校と給水施設の再建工事、学校用品等の供与に関する調達代理業務を行っています。
これまでに、地震によって倒壊した学校2校の再建工事および教室家具等の調達、給水施設の再建工事が完了していますが、2009年10月21日に新たに3校目のホセ・デ・ラ・トーレ・ウガルテ小学校の校舎と体育館、トイレ棟が完成し、ペルー国教育省に引渡されました。
当日参加した校長先生をはじめとする学校関係者は、ひときわ目立つ体育館をうれしそうに眺めながら、日本政府の援助に対し謝意を表しました。

再建の期待が大きかった体育館 |

ウガルテ校に掲げられた銘板。日本からの支援で建設されたことが記されている |
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