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食糧援助

(写真)
コンゴ民主共和国に向けて米を船積み中

 食糧援助は、食糧不足に直面している開発途上国に対し、米、小麦、トウモロコシなどの穀物の支援を目的とした無償資金協力です。関税、貿易に関する国際経済協定(GATT:General Agreement on Tariffs and Trade)のケネディ・ラウンド(Kennedy Round)の中で1967年に成立した国際穀物協定を構成する食糧援助規約に基づき、1968年に開始されました。ケネディ・ラウンド(Kennedy Round)の頭文字をとって「KR」とも呼ばれています。

JICSの役割

 JICSは、2001年度より開発途上国政府との契約に基づき、調達監理機関として食糧の調達を実施するとともに、調達された食糧の配布状況や見返り資金の積み立て状況などをフォローする政府間協議(コミッティ)の事務局業務を行ってきました。そして2007年度からは資金管理なども含めた調達代理業務を行っています。