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ニカラグア地図へ

2011年8月15日

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二階建て新校舎

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教室の鍵を受け取る生徒

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新しい教室での初授業

 ニカラグアにおける初等中等教育環境の改善を目的として実施していたコミュニティ開発支援無償「北部地域教育施設改修及び機材整備計画」で小学校・中等学校計26校(内22校が小中併設)が完工し、すべての学校の引渡しが終了しました。

 このプロジェクトの完成により、幼少時に教育を受けることができなかった大人や働いている子供等も対象とした土日・夜間授業も含め、新たに延べ約10,000人分の教室が確保され、ニカラグア北部における子供達の教育環境が大幅に改善されることとなりました。

 JICSはこのプロジェクトにおいて、ニカラグア国教育省と調達代理契約を締結し、援助資金の管理や資機材や役務の調達を含むプロジェクト全体のマネジメントを行ってきました。ニカラグアは地震の多い国であるため、今回のプロジェクトでは現地の耐震基準、建設基準などをも考慮し慎重に設計、建設を進めました。また、今回の建設地には未舗装の山道や河川を車両で横断しなければならない場所もあり、工事の中盤時期にあたる2010年の雨季には、最近10年間の平均降雨量を170%も上回る降雨となり、がけ崩れや川の氾濫により資材を搬入できない等、工事を進めることが困難な時期もありました。このような状況の中、日本の援助として求められる品質を維持する必要性からJICSには幅広い役割が求められ、現地の施工会社、コンサルタントの協力を得つつ、きめ細かい施工管理や案件管理を行うなどの工夫を重ねました。

プロジェクト担当者からのメッセージ
 ニカラグアでは、これまで学校に行けない子供が多くいましたが、現地コミュニティに引渡しを行った校舎の使用が開始され、「以前は学校に通うことが出来なかった生徒が、数多く学校に来て、新しい校舎で勉強できるようになった。教師にとっても仕事の張り合いが出てきた。」という先生方のお話を伺い、ひとつのプロジェクトのもたらす裨益効果の大きさを肌で感じました。また今後ニカラグアの発展を担う人材がこれらの学校から輩出されてほしいという希望は、両国関係者の切なる願いでもあります。
 今後ニカラグアが行う「ニカラグアの教育システムの改善・構築、教育水準のアップ」という一大プロジェクトのための準備をお手伝いできたという意味でも、非常に有意義なプロジェクトだと感じています。
プロジェクト情報
供与(E/N)額 10.16億円
契約相手 ニカラグア国教育省
プロジェクト実施概要 ニカラグア国における初等中等教育環境の改善を目的として、北部5県であるマタガルパ県、ヒノテガ県、エステリ県、マドリス県、ヌエバ・セゴビア県に位置する計26小中等学校の建設を実施。
JICSの役割 本プロジェクトの調達代理機関として本プロジェクト推進に必要な役務や機材の調達及びプロジェクト監理及び資金管理を担当する。
調達実施品目 26学校(211教室及び教員室、トイレ棟など)の建設・教育家具整備(施工業者)、設計・施工監理コンサルタント、案件顧問弁護士
プロジェクトの主な流れ/現状 2008年12月:設計・施工監理コンサルタント2社と契約
2009年8月:施工会社2社と契約
2009年10月:工事開始
2009年11月:施工会社2社と契約
2009年12月:工事開始
2009年12月:施工会社1社と契約
2010年1月:工事開始
2011年4月末:プロジェクト終了(完工、引渡し完了)
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