|
〜最大の課題である治安の安定化とその維持に寄与することが期待される〜 |
 |
 |
 |
2004年11月、日本国政府の援助により、警察車両(パトカー)21台と携帯型無線機190台を含む通信機器が、アフガニスタンのカンダハル州警察署に納入されました。
これは、同年3月22日、日本およびアフガニスタン両国政府の間で、同国の和平プロセスにおいて最大の課題である治安の安定化と、その維持に寄与することを目的として協力が決定された、緊急無償援助「カンダハル警察支援計画」によるものです。
JICSは同年4月11日、本計画にかかる資金管理、入札手続き、業者契約および納入監理等を行うための調達監理機関として、同国の内務省と契約を締結しました。そして、日本による支援の重点地域であるカンダハル州の警察署に対し、機動力と通信能力を向上させるためのパトカーと通信機器を調達しました。
通信機器に関しては、調達機器の有効活用および維持の観点から、納入完了後の同年12月に日本から技術者を派遣し、機器の使用方法から修理を含むメンテナンスに関するソフトコンポーネント(トレーニング)を実施しました。 |
 |
 |
|
 |
|
 |
納品が完了したパトカー |
|
警察官に対する無線機のソフトコンポーネント(トレーニング)の実施の様子 |
|
プロジェクト名
|
アフガニスタン カンダハル警察支援計画(平成15年度緊急無償)
|
政府間決定日
|
2004年3月22日
|
供与(EN)額
|
1.12 億円
|
契約相手
|
アフガニスタン内務省
|
プロジェクト内容
|
アフガニスタンの和平プロセスにおいて最大の課題である治安の安定化に寄与することを目的として、日本による支援の重点地域であるカンダハル州の警察署に対して、移動・通信のための機材不足を解消するために、警察車両と無線設備を調達する。
|
JICSの役割
|
本プロジェクトの調達監理機関として入札を実施し、機材の納入業者との契約を結び、機材供与後のソフトコンポーネント(トレーニング)を実施する。
|
調達品目
|
警察車両(パトカー)、携帯型無線機を含む通信機器
|
|
|