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カンボジア 小型武器でモニュメントを製作
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 〜回収された武器が訴える平和〜
カンボジア王国 紛争予防・平和構築無償 <平成16年度>

2007年8月21日

(写真)
焼却されて安全に加工された小型武器

 JSAC(日本小型武器対策支援チーム)は、カンボジア内戦で国内に広まった小型武器を回収し、それらを材料とした平和を願うモニュメントの製作を2007年2月より開始しました。
 このモニュメントはJSACのプロジェクトを通じて、住民が自発的に供出した武器を償却・破壊後、加工した材料で製作します。

 モニュメントの製作にあたっては、平和を願うバッタンバン、コンポントム両州にふさわしいデザインが選ばれました。カンボジア在住の若手アーティストらの手により、現在順調に製作が進められており、すでに7割以上が仕上がっています。9月末には完成し、両州の公園に設置・公開する予定です。このモニュメント製作については朝日新聞(2007年6月15日朝刊)にも報道され、カンボジアだけでなく日本でも関心を持たれています。

 JSACは今までに27,872丁の小型武器回収、及び焼却・破壊に関わってきました。
 今後もJICSはJSACの活動を通してカンボジアの平和な社会構築を支援していきます。

※JSACの活動内容についてはホームページをご覧ください。 日本小型武器対策支援チーム(JSAC)

(写真)
切断された武器を丁寧に叩き、
曲線も見事に作り上げる
(写真)
しっかりと溶接されているかを確認。
どんなデザインになるのでしょうか
プロジェクト情報
プロジェクト名 カンボジア王国 紛争予防・平和構築無償<平成16年度>
政府間決定日 2005年1月18日
供与額 4.66億円
調達監理契約 2005年2月9日カンボジア国内務省と調達監理契約(調達代理方式)を締結
プロジェクト概要 カンボジアでは、長い内戦がもたらした多数の小型武器の存在が同国の治安を脅かし、平和で安定的な社会構築の妨げになっている。国際社会は同国の平和構築に対する包括的な対策を実践し、日本政府も2003年4月に「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」を開始、現在フェーズ2を展開中。
JICSの役割 JICSはプログラム実施を担当する日本小型武器対策支援チーム(JSAC)を組織し、現地に派遣、この活動を監理・支援している。
調達品目 JICSが実施する他のプロジェクトのような資機材の調達ではなく、プログラム実施の過程で建設される小学校、交番等施設の建築に必要な資機材や役務の調達、また、意識向上のためのメディア活動等の監理・支援を行っている。
プロジェクト期間 <フェーズ1> 2003年4月〜2005年9月
<フェーズ2> 2005年9月〜2008年1月(予定)
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