JSAC(日本小型武器対策支援チーム)は、カンボジア内戦で国内に広まった小型武器を回収し、それらを材料とした平和を願うモニュメントの製作を2007年2月より開始しました。
このモニュメントはJSACのプロジェクトを通じて、住民が自発的に供出した武器を償却・破壊後、加工した材料で製作します。
モニュメントの製作にあたっては、平和を願うバッタンバン、コンポントム両州にふさわしいデザインが選ばれました。カンボジア在住の若手アーティストらの手により、現在順調に製作が進められており、すでに7割以上が仕上がっています。9月末には完成し、両州の公園に設置・公開する予定です。このモニュメント製作については朝日新聞(2007年6月15日朝刊)にも報道され、カンボジアだけでなく日本でも関心を持たれています。
JSACは今までに27,872丁の小型武器回収、及び焼却・破壊に関わってきました。
今後もJICSはJSACの活動を通してカンボジアの平和な社会構築を支援していきます。
※JSACの活動内容についてはホームページをご覧ください。