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2003年11月5日、日本政府とインドネシア外務省の間でノン・プロジェクト無償の交換公文が結ばれました。そして両国政府の間で、供与資金の半分を使用して、2004年の総選挙および大統領選挙の公正かつ円滑な実施を支援することを目的に、投票ブースを調達することが決定されました。
この決定を受けて、JICSは直ちに調達手続きを開始しました。非常に限られた時間の中で、インドネシア企業も含め入札を開催し、約195万台の投票ブースを2月末日の納期までに現地へ送付しました。
インドネシアに到着した投票ブースはインドネシア全33州のうち20州に配布され、2004年4月5日の総選挙において利用されました。この日章旗が貼られた投票ブースは、7月5日の大統領選挙においても同様に、各地の投票所で活用される予定です。
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投票ブースの側面に選挙管理委員会のマークと共に貼られた日章旗 シール(右下)。日本の援助によって 調達されたことを示しています |
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各地での投票の様子 |
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投票に訪れたスハルト元大統領もブースを利用 |
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真新しい投票ブースでの投票に笑顔も |
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投票ブース内で特大サイズの投票用紙を見ながら投票者を選んでいる様子 |
プロジェクト名 |
インドネシア
ノン・プロジェクト無償<平成15年度> |
両国政府間の援助決定日 |
2003年11月5日 |
供与額 |
25億円
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納入日 |
2004年2月28日
(投票ブースのみ) |
調達内容 |
インドネシア共和国における総選挙及び大統領選挙の公正かつ円滑な実施
を支援することを目的とした投票ブース、その他アルミニウム塊など同国の経 済構造の改善に役立てられる資材・機材の調達 |
JICSの役割 |
インドネシア国家開発計画庁との契約に基づき、本プロジェクトの調達監理
機関として、本プロジェクトの進捗管理(入札開催、業者契約など含む)および 資金管理を実施 |
調達品目 |
投票ブース、アルミニウム塊(入札中)、その他の品物(選定中) |
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