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2005年5月、モルディブの首都マーレ近隣にあるヴィリンギリ島に、漁船用無線機15台が到着しました。
これは、2004年12月26日に発生したインド洋津波被害に対する日本のノン・プロジェクト無償資金協力によって調達されたもので、JICSが調達監理機関として入札を行ない、納入業者として現地企業を選定し、モルディブに到着した最初の資機材となりました。
モルディブの主要産業である漁業は、津波によって機材や設備を失うなど、大きな打撃を受けました。漁業関係者にとって無線機は、操業における安全面と効率面で不可欠な機材です。今般到着した無線機が活用され、漁業関係者の経済的自立につながることが期待されます。
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現地に到着した無線機を確認するモルディブ側関係者とJICS職員(左) |
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プロジェクト名 |
モルディブ共和国 津波災害支援<平成16年度> |
政府間決定日 |
2005年1月17日 |
供与(EN)額 |
20億円(無線機の調達にはこの一部を活用) |
契約相手 |
モルディブ共和国漁業農業海洋資源省 |
プロジェクト概要 |
津波により漁獲用機材・施設が破壊または流失され、大打撃を受けたモルディブの漁業産業を支援するために漁船用無線機を供与する。これらは漁船に適宜装備され、効率的な漁獲のために活用される |
JICSの役割 |
モルディブ共和国漁業農業海洋資源省との契約に基づき、本計画の調達監理機関として進捗管理(入札開催、業者契約など含む)および資金管理を実施 |
調達品目 |
漁船用無線機 |
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