ブータン
「貧困農民支援」プロジェクトで引渡し式と事業報告会を開催

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2013年4月26日

(写真)
ODAで調達された農機は大切に使われています
(台車の下にODAのマークがついています!)

 2013年3月18日無償資金協力プロジェクト「平成22年度貧困農民支援」で、農業機械(耕運機165台、耕運機に取り付けて農作業を行う作業機137台)及び予備部品の引渡し式がブータンの首都ティンプーの西に位置するパロの農業機械化センターで開催されました。

 引渡し式にはブータンのペマ・ギャムツォ農業森林大臣、日本側から朝熊由美子JICAブータン事務所長をはじめとしたプロジェクト関係者が出席されました。式典後には、農業機械化センターに隣接する見返り資金を活用し建設した作業棟を訪れ作業機の製造現場を視察されました。

 また、この引渡し式に先立ち2013年3月13日には、本プロジェクトの事業報告会が行われ、ブータンの国民総幸福委員会や農業森林省、在インド日本大使館、JICAブータン事務所、JICSの代表が参加しました。報告会では、今回のプロジェクトがブータンの農業に大きく寄与することが述べられました。日本政府は1984年から現在までブータンに合計2478台の農業機械を調達する資金協力を実施しており、JICSもその調達に携わってきましたが、これまで農業機械の利用により5%の食糧増産、そして24%のコストダウンに繋がったことが農業森林省より報告されました。

 本プロジェクトに続き、日本政府は、ブータンの基幹産業である農業の機械化をさらに支援するため、本プロジェクトと同様、農業機械の調達に必要な資金協力を行う「平成24年度貧困農民支援」の実施を決定し、2013年2月5日にブータンと書簡の交換(交換公文)を行いました。このプロジェクトでもJICSはブータン農業森林省の調達代理機関として調達を担当し、農機の納入業者選定に向けた手続きを進めています。

担当者のコメント
 長年に渡る実施機関との良好な関係が、機材選定、納入、配布、見返り資金の積み立てと活用に大きく影響している。JICSは、ただ単に機材を調達するだけでなく、ブータンの農業機械化に向けて最適な道は何かを共に考え、意見交換し、より良い将来のため、まさしく幸福な国造りを共に歩んできたことを誇りと捉え、これからも全力で援助効果の最大化に向け努力していきたい。

※今回の記事の詳しい内容は農業森林省 農業機械化センターのホームページに掲載されています。(英語)
 農業機械化センターのホームページはこちら


プロジェクト基礎情報

プロジェクト名 貧困農民支援<平成22年度>
政府間決定日 2011年3月21日
供与(EN)額 1.30億円
プロジェクト概要 耕運機等農業機械の供与
JICSの役割 本プロジェクトの調達代理機関として、農業機械の調達管理を実施。
調達品目 耕運機、作業機他
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