リベリア 食糧援助でコミッティを開催

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2014年6月25日

(写真)
コミッティでの記念撮影

 リベリア共和国(以下「リベリア」という。)は長期にわたる内戦の影響から、国民の多くが貧困状態に置かれています。2003年の包括和平合意締結後、社会は安定しましたが、難民の帰還や復興が進むにつれ人口が増加し、慢性的に食糧が不足しています。

 日本政府はリベリア政府に対し、2008年度、そして2010年度以降は毎年、米を購入するための資金を無償で供与する援助(以下「食糧援助」という。)を行っています。

 リベリア政府はこの援助資金を用いて米を輸入します。JICSは2008年度より、リベリア政府と契約を締結し、同政府の代理人として米の調達を実施し、政府間協議(以下、「コミッティ」という。)の事務局業務を行っています。

 2014年2月、2012年度の食糧援助に関するコミッティがリベリアの首都モンロビアの外務省大会議室で開催されました。リベリア財務省、外務省、通商産業省、農業省の大臣や副大臣、また在ガーナ日本国大使館(リベリアを兼轄)書記官をはじめとして20名が出席しました。調達された米の販売価格や配布状況、対象地域、見返り資金※1の積み立て状況やその使途計画などについて報告や確認・議論が行われました。

 今回のコミッティについては、リベリア通商産業省のWEBサイト(英語)に掲載されています。また、このコミッティには2013年4月にJICSに入団した新人職員が参加しており、協議内容や出張の感想等を「国内勤務者リレーエッセイ」ページに掲載しましたので、ぜひご覧ください。

※1 見返り資金:商品援助(円借款及び無償資金協力)で被援助国が購入した商品の売却によって生じる資金。上述の場合、食糧援助で調達された米の販売代金のことで、リベリア政府が現地通貨で積み立てている。積み立てた見返り資金は、社会経済開発プロジェクトに活用されている。