2003年11月29日〜12月14日まで、アフガニスタン移行政権、国連アフガニスタン地雷対策センター(UNMACA)、地雷除去NGOから計11名が来日し、国内建機メーカーが開発した地雷除去機の最終報告会に出席し、各メーカーによるデモンストレーションを視察しました。一行は2週間ほどの短い期間に全国数カ所を精力的に視察し、日本国内でも関心が高い「アフガニスタン復興支援」の視察とあって、その模様は様々なメディアに取り上げられました。
現在、アフガニスタンでは、800平方キロメートルあまりの土地に1,000万発以上の地雷が埋まっていると推定され、これらの地雷によって1ヵ月に300人以上の被害者が発生しています。現状の除去作業が手作業であるため、完全な除去には膨大な時間と労力が必要と言われています。効率的で安全性が高い作業の機械化が模索されており、開発された日本製地雷除去機の貢献が期待されています。 |
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メーカー担当者から地雷除去機の遠隔操作方法の説明を受けるアフガニスタン関係者たち (川崎重工業) |
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地雷除去機(エクスカベーターがベースマシン)の説明を受けている様子をテレビ取材されている様子 |
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メーカー担当者から地雷探 知機の説明を受けるアフガニスタン関係者(山梨日立建機) |
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ブルドーザーをベースマシ ンとした地雷除去機(コマツ) |
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地雷除去機のビット細部を確認中(コマツ) |
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エクスカベーターをベースマシンとした地雷除去機の動作を視察(新キャタピラー三菱) |
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大型除雪車をベースマシンとした地雷除去機の動作を視察(川崎重工業) |
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