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〜カンボジア国に適した地雷除去機・探知機の検証・開発に向けて〜 |
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現在、カンボジアにおける地雷除去作業は手作業で行なわれていますが、完全な除去には膨大な時間と労力が必要と考えられています。そこで、安全性が高く、かつ効率的な除去作業を目的とした、作業の機械化が模索されています。
これを受け、2006年3月17日、地雷除去活動支援機材開発研究計画のための研究支援無償資金協力が日本国政府とカンボジア政府との間で決定され、3月23日にJICSは、カンボジア地雷除去活動センター(CMAC)と調達監理契約を締結しました。
JICSは、CMACの調達監理機関として、このプロジェクトにおける現地試験参加者を募集、選考会を開催しました。選考会では、参加希望者が自ら開発した除去機・探知機の紹介を日本およびカンボジア両国の有識者にて構成された「選考委員会」に対して行ないました。その結果、「選考委員会」はカンボジアでの地雷除去活動に、より有効と思われる地雷除去機4機種および地雷探知機5機種を採択しました。
今後JICSは、カンボジアにおける現地試験を通じて、カンボジアの地雷除去活動の支援に適した機材の検証・開発のために、サポートを続けていきます。
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プロジェクト名
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カンボジア国 地震除去活動支援機材開発研究 <平成17年度研究支援無償>
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政府間決定日
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2006年3月17日
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供与額
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4.16億円
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調達監理契約
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2006年3月23日、カンボジア国カンボジア地雷除去活動センターと調達監理契約(調達代理方式)を締結
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完了予定日
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2007年2月末予定
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プロジェクト概要
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日本で研究開発が進められた対人地雷除去機・探知機をカンボジア国に搬入し、除去および探知能力の検証 試験を行なう
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JICSの役割
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本プロジェクトの調達監理機関として、本プロジェクトの進捗管理を実施
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