|
|
|
|
2003年11月10日から1週間の日程で、JICSの評議員である目黒依子上智大学教授が、「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」*の現地視察を行いました。
このプログラムではJICSがカンボジア政府との契約に基づいて案件監理を行い、JICSから派遣された日本人スタッフ4名を含む日本小型武器対策チーム(JSAC)が現地で小型武器回収促進のためのさまざまなプロジェクトを実施しています。
1週間という限られた時間の中、目黒評議員はプログラム対象地域である北部の3州(シエムリアップ、オダミンチェイ、バンテミンチェイ)にて、ワークショップや回収された武器の保管状況等を視察しました。目黒評議員からは専門の"ジェンダー"の観点を含む貴重な意見もあり、有意義なものとなりました。
|
「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」
日本政府によるカンボジア政府に対する無償資金協力の一つあり、カンボジアの平和構築を目的とする小型武器回収のためのプログラムです。実施内容は下記の通りです。 |
|
対象地:
バンテミンチェイ州、オダミンチェイ州、シエリムアップ州ほか
対象者:地域住民
内 容:
地域住民からの小型武器の自発的供出に対し、その対価としてコミュニティーへ開発を提供する など、小型武器対策 のための包括的プログラム
実施内容:
1. 自発的武器供出地域の希望に沿ったインフラ整備支援
2. カンボジア政府主催の武器破壊式典の支援
3. カンボジア政府による武器の管理・登録支援
4. 地域住民への武器供出のための啓発活動 |
|
|
|
※JSACの活動内容についてはホームページをご覧ください。 |
|
|
|
|
|
地元警察関係者から小型武器保管状況について説明を受ける |
バンテミンチェイ州警察の倉庫に保管されている回収武器 |
|
|
|
コミュニティーでの小型武器回収ワークショップ |
|
|