2005年5月7日、8日の両日、上智大学においてNGO「難民を助ける会」主催の−“小型武器よさらば”NGO国際会議−が開催されました。
この会議では、参加した国内外の研究者、NGO等から、世界中で毎年多くの犠牲者を出している小型武器の削減と規制の強化に関する活動実例等が報告されました。8日に行なわれた「被害国での小型武器削減活動」に関する報告では、「カンボジアにおける平和構築と包括的小型武器対策プログラム」において活動する日本小型武器対策支援チーム(JSAC)の木田泰光(きだ・やすみつ)プロジェクト・オフィサーがパネリストとなり、小型武器回収における新たな手法として取り組んだ「平和のための小型武器削減と開発(Weapons
Reduction and Development for Peace)プロジェクト」の活動を中心に、JSACが展開するプロジェクトを紹介しました。
参加者からは、JSACによる小型武器回収の新たな取り組みに対し、高い関心が寄せられ、今後実施される平和構築の様々な活動においてモデルケースとなることが期待されます。
※JSACの活動内容についてはホームページをご覧ください。
講演するJSAC木田プロジェクト・オフィサー
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