パナマ共和国外務副大臣、経済財務副大臣、駐日パナマ共和国特命全権大使がJICSに来訪されました。

2023年5月30日

パナマ共和国のブラディミール・フランコ外務副大臣、ホルヘ・アルメンゴール経済財務副大臣、そしてカルロス・ペレ駐日パナマ共和国特命全権大使、他2名の方々がJICSにご来訪されました。

竹内代表理事から、JICSの組織概要、パナマに対する経済協力、特に、令和2年度「経済社会開発計画」無償資金協力(新型コロナウィルス感染症対策)で調達された超音波診断装置や救急車などの概要の説明を行いました。また、調達された医療機材は、コロナ終結後もパナマの医療現場で活用される内容であることを伝えました。

これに対して、フランコ外務副大臣から、新型コロナウィルスのパンデミックによりヒトやモノの流れが滞る中、超音波診断装置や救急車等の調達が行われたことに対して、感謝の意が表されました。また、アルメンゴール経済財務副大臣からも、パンデミックの2年半の間、多額の保健医療分野予算がワクチンや集中治療体制の構築に投入されたこと、そのような中での日本からの機材、技術面の支援はパナマにとって大きな意義を持つものであったとの発言がありました。

さらにペレ大使は、日本の新型コロナウィルス対策支援はパンデミックからわずか3か月で実施され、他国からの支援に先駆けてパナマに医療機材が到着したことに触れ、パナマ400万人の国民を代表して感謝したいと述べられました。

JICSは、パナマに対する我が国の経済協力が効果的に実施されるよう、今後も努めてまいります。

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左から、三上地域第五課長、ホルヘ・アルメンゴール経済財務副大臣、竹内代表理事、
ブラディミール・フランコ外務副大臣、カルロス・ペレ駐日パナマ共和国特命全権大使、
パトリシア・ヌニェス外務省副大臣室長
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調達されたSUV型救急車(パナマ地方都市における悪路でも出動可能)