経済社会開発計画
トンガの持続可能な漁業支援 海底火山噴火からの復興と飛躍
2026年1月27日

トンガの要である水産業の復旧・復興を目指す
南太平洋に位置し、170余の島からなるトンガ王国。同国の重要な産業は漁業ですが、2022年の噴火による火山灰と津波により漁場や漁船が被害を受け漁獲量が減少するとともに、火山灰混入による水質悪化が懸念されました。トンガ政府からボートや水質計、顕微鏡など水産関連機材が要請され、日本政府が同国への無償資金協力を決定した後、JICSは早急な調達実現に向けて迅速に手続きを進めました。

顕微鏡のトレーニング(写真提供:株式会社テックインターナショナル)
持続可能な漁業と水産養殖業に向けて
調達機材のうち、光学顕微鏡はトンガの漁業省の養殖研究所での研究活動用に調達されました。養殖されているカキ、大アサリ、ナマコの幼生の細胞の数(生存密度)を数え、成長率を推定するなどの研究に使用されています。本機材の活用を通じて、持続可能な水産養殖業へと発展・飛躍することが期待されています。
案件概要
復興に向けた長期的視点での機材調達
2022年1月15日に発生したフンガトンガ・フンガハアパイ噴火津波災害からの復旧復興を目的とした3件の経済社会開発計画のうちの一つとして、津波被害を受けた水産業を長期的な視点から復興させるため、水産関連機器が調達されました。
| 案件名 | 令和4年度トンガ王国経済社会開発計画(水産) |
|---|---|
| 調達代理契約締結先 | トンガ王国漁業省 |
| エンドユーザー | トンガ王国漁業省 |
| 供与額 | 1.5億円 |
| 政府間決定日 | 2022年5月27日 |
