ミャンマー 建設機械・農業機械 合計約180台の引渡し式を開催
2013年6月24日
建設機械・農業機械がずらりと整列
ソウ・ティン副大臣(左)と沼田大使(右)の記念撮影
(ロードローラの前で)
ミャンマーで2011年12月に起きた洪水被害の復旧・復興と防災対策支援として実施されたノン・プロジェクト無償(洪水復旧支援プロジェクト)の引渡し式が2013年5月15日にヤンゴン郊外の農業灌漑省トレーニングセンターで盛大に開催されました。
このプロジェクトは、2013年の雨季(6月)に間に合うべく、迅速な調達をミャンマー政府から要望されていました。
調達品目はダンプトラック、エクスカベータ、ブルドーザー及び農業トラクターなど20品目以上、台数は合計約180台に及びました。これら機材は、入札から8ヶ月という異例の速さで現地に到着し、ミャンマーの人々から大変喜ばれました。
引渡し式には、ミャンマー政府より、ソウ・ティン建設省副大臣、チョウ・ミン・ライ農業灌漑省局長をはじめとした両省の関係者の方々、また日本側からは沼田幹夫駐ミャンマー大使、田中雅彦JICAミャンマー事務所長、ヤンゴン日本人商工会議所、大和総研、三菱東京UFJ銀行、プロジェクトに携わった商社(伊藤忠商事、兼松、住友商事、豊田通商、丸紅、三菱商事)、や自動車メーカー(いすゞ自動車等)の方々などが出席され、JICSからは仲谷代表理事が出席しました。
引渡し式では、ソウ・ティン副大臣より日本及びJICSの活動について謝意が述べられ、沼田大使は日本からの支援内容についてお話されました。
屋外には、今回調達された、さまざまな建設機械や農業機械がずらりと並び、プロジェクトの規模の大きさを物語っていました。これらの機械が洪水被害からの復興とミャンマーの人々のよりよい生活に貢献できるよう願っています。
沼田大使よりチョー・リン建設省統括部長にレプリカキーの贈呈
屋外でのレプリカキー贈呈セレモニー。満面の笑みですね!
(左よりチョウ・ミン・ライ局長、沼田大使、仲谷代表理事、田中事務所長)
建設機械の前で記念撮影
(左よりニ・ニョ建設省技術部長、スー・ライ農水灌漑省部長、チョー・リン統括部長、ソウ・ティン副大臣、沼田大使、チョウ・ミン・ライ局長、仲谷代表理事、田中事務所長)
おまけ
引渡し会場で宣伝ブースを設置し、JICSの業務紹介や、日本製二色のボールペンの配布、また今回調達した建設機械のメーカーカタログの配布も行いました。ミャンマー政府関係者の方々などに関心をもっていただき、大変好評でした。
引渡し会場で宣伝ブースを設置し、JICSの業務紹介や、日本製二色のボールペンの配布、また今回調達した建設機械のメーカーカタログの配布も行いました。ミャンマー政府関係者の方々などに関心をもっていただき、大変好評でした。
プロジェクト基礎情報
プロジェクト名 | ノン・プロジェクト無償 |
供与(E/N)額 | 16億円 |
交換公文(E/N)署名日 | 2012年3月21日 |
調達代理契約(A/A)日 | 2012年7月30日 |
契約相手(A/A) | ミャンマー連邦共和国農業灌漑省及び建設省 |
プロジェクト概要 | 2011年に発生した洪水被害の復興に必要な機材の調達を行う |
調達内容(品目) | 建設機械・農業機械計23アイテム(約180台)、点検機器類、スペアパーツ |